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ロータスの新型ミドシップスポーツは「ガソリンエンジンを搭載する最後のロータスになるだろう」。スポーツカーメーカーとしては異例の早さでEVへシフト

投稿日:2020/05/04 更新日:

| こんなに早くロータスがフルエレクトリックへ移行するとは |

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ロータスは「エスプリ後継」とも言われるミドシップスポーツカーを発表する予定ですが、これについては「エヴォーラのプラットフォームを改良して使用し、V6ハイブリッドを搭載する」と言われています。

そして今回、ロータス社CEO、フィル・ポップハム氏がこの新型スポーツカーについて重要な情報を2つ公開。

ひとつは「価格」で、この新型スポーツカーの価格はおよそ750万円~1500万円程度になるだろうということ。

そしてもうひとつは、この新型スポーツカーが「ガソリンエンジンを積む最後のロータス」になるだろうということ。

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ロータスは今後「ピュアエレクトリック」にシフト

「価格」の件はまず置いといて、「これでガソリンエンジンが最後」というのは驚くよりもほかなく、つまりこのあとに発売されるクルマはすべて「ピュアエレクトリック」ということに。

たしかにロータスはピュアエレクトリックハイパーカー「エヴァイヤ」を発売しますが、その他にもウワサのあった(今回の報道とはまた別の)新型スポーツカー、そしてSUVには「ガソリンエンジンが搭載されない」と考えて良さそう。

この新型ミドシップスポーツより後に発売されるクルマはすべて新設計のプラットフォーム+ピュアエレクトリックパワートレーンということになると、今回の新型車は「改良型プラットフォーム+ハイブリッド」という、今までのロータスにも、これからのロータスにもない特殊なパッケージングを持ち、まさに過去と未来との橋渡しということになるのかも。

発表時期については今年後半を予定しているそうですが、状況次第では2021年にもつれ込む可能性もあり、このあたりはフレキシブルだと報じられています。

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生き残るには「エレクトリック」しかない

この急激な転換にはやはり、親会社である中国の吉利汽車の意向が絡んでいると考えられ、同社は現在ボルボにてエレクトリックブランド「ポールスター」を展開中。

加えて吉利(Geely)ブランドでも中国国内にてEVを発売しており、グループあげて「エレクトリック化」へと動いてゆくことになると考えられます。

そしてロータス側の理由としては、現在ロータスはF1に参戦しておらず、この点ではフェラーリやマクラーレン、そしてメルセデス・ベンツやアルファロメオに比較して不利。

かといって今からF1に多大なコストを支払って参戦するのも賢明な選択とは言えず、しかしライバルに対して優位に立てるのが「エレクトリック」だったのかもしれません。

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つまり競争厳しいスーパースポーツセグメントにおいて認知度を高めて存在感をアピールするには「キャラ変」するしかなく、「空き」があったのがピュアエレクトリックという立ち位置であったのだと思われます。

そしてピュアエレクトリックへ移行するに際しては、まず「ブッチギリの性能を持つ」エヴァイヤを発売することで「ロータス=超高性能なエレクトリックスポーツを作るメーカー」という印象を定着させ、そこからエヴァイヤのイメージを活用して「量販モデル」の展開に移るのかも。

実際にピュアエレクトリックパワートレーンを搭載する新世代ロータスについては「エヴァイヤのデザインを取り入れる」としており、このあたりは「ヴァルキリーでミドシップ界に算入し、その後にヴァルキリー風のデザインを持つヴァルハラ、新生ヴァンキッシュにて市場を制圧(予定)」というアストンマーティンの戦略にもよく似ていますね。

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更にロータスは、少し前に「フェラーリと同じ生産台数」を目指すとしており、つまりは現在の年産1700台から年産10,000台レベルを目標に。

これまでのロータスからすると一見「無謀」のようにも思える数値ですが、現在のロータスは平時でも5,000台、2交代制のシフトを組めば10,000台を生産できるだけの設備を完備しているといい、加えて吉利汽車の豊富な資金力を考えると開発にも制限がなくなったと考えてよく、もしかすると今後数年は「もっとも伸びた」自動車メーカーとして知られることになるかもしれません。

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VIA:Autonews Europe

 

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