| 新型メルセデス・ベンツSクラスと多くは共通しているが |
ここ最近、頻繁にプロトタイプが目撃されているフルモデルチェンジ版の新型メルセデス・マイバッハSクラス。
つい先日はニュルブルクリンクを走る姿が見られたばかりですが、今回はじめてインテリアのスパイフォトが登場しています。
これを見ると、先に公開された新型メルセデス・ベンツSクラスと同様のメーターそして大型インフォテイメントディスプレイを持っていて、しかしメーター周辺はまだまだ暫定のように見えますね。
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まだまだ謎の多い新型メルセデス・ベンツSクラス/メルセデス・マイバッハSクラス
なお、新型メルセデス・ベンツSクラスについてはほぼ完成状態にあると思われ、先日はプリプロダクションモデルと思われる車両がリークされたことも。
こういった状況を考えると、インテリアがまだまだ「完成していないい」というのはちょっと不自然でもあり、となると今回インテリアが撮影されたプロトタイプにいついてはなんらかの(特定の)テストを行なっているのかもしれません。
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そしてもうひとつ謎なのは「ドアパネル」。
先日リークされた、新型メルセデス・ベンツSクラスのものと思われるドアインナーパネルには「ディスプレイ付き」のシート調整スイッチが見られるものの、今回のスパイフォトだと「通常のスイッチ」を持っていることがわかります。
この「ディスプレイ付きスイッチ」が上位モデルのみに装備されるデバイスだと考えることも可能ですが、メルセデス・マイバッハSクラスは「Sクラス中では最上位」でもあり、その点から見ても(明らかに上位モデル向けな)ディスプレイ付きシート調整スイッチが与えられていないのはちょっと謎。
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新型メルセデス・ベンツSクラスのドアパネルにはモニター内蔵?内装の画像がリークされる
| この「ドアパネルのモニター」は今後一般化しそうだ | さて、ここ最近スパイフォトを積極的に公開しているインスタグラムアカウント、cochespias。今回は新型メルセデス・ベンツSクラスに採用され ...
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そのほかの可能性として、このディスプレイ付きスイッチが「後席用」かもしれないと考えたものの、パワーウインドウ昇降スイッチの数からするとやはり前席用(しかも運転席)である可能性が大。
新型メルセデス・マイバッハSクラスのインテリアは大きく変わる
そして今回のスパイフォトのとおり、大きく変わるのが新型メルセデス・ベンツSクラス/メルセデス・マイバッハSクラスのインテリア。
これまでのシックかつ重厚なインテリア(下の画像)から一気に先進的なインテリアへと変化するであろうことが予想できますが、果たしてそうなったSクラスのインテリアが高級感を保てるのかどうかは興味のあるところ。
そしてこういった「シックで重厚な」インテリアはメルセデス・ベンツの持ち味であり、ほかライバルに対する優位点だと考えられ、しかしそれをメルセデス・ベンツ自ら捨て去ることになるわけですが、当然ながらメルセデス・ベンツはなんらかの勝算があるものと思われます。
たとえば「マイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリー・コンセプト」のインテリアはテクノロジーそして高級感とをうまく組み合わせたデザインを持つという印象であり、これは今後のメルセデス・ベンツの内装におけるひとつの方向性を表しているのかもしれません。
現在まだまだわからないことだらけの新型マイバッハSクラスではあるものの、V12エンジンを継続採用することがメルセデス・ベンツ自身によって明かされており、そのほかレベル3の自動運転機能が備わる、とも。
おそらくは2020年中に発表され2021年モデルとしてデリバリーされることになると思われ、発表を楽しみに待ちたいところですね。
VIA:CARSCOOPS