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ワイルド・スピード”テズ”役で知られるリュダクリス。極貧時代に乗っていた1993年製ホンダ・レジェンドに今も乗り続け「自分のルーツを忘れるな」

2020/05/28

| リュダクリスは1999年にこのレジェンドを中古で購入、同年に自主製作アルバムでデビュー |

さて、プラチナディスク7枚、ゴールドディスク6枚を獲得したラッパー、そして映画ワイルド・スピードのテズ役としても知られるリュダクリス(本名:クリストファー・ブライアン・ブリッジス)。

カーマニアとしても知られるものの、一番のお気に入りは1993年モデルのホンダ(アキュラ)レジェンド。※当初レジェンドの名で発表され、後に”RL”へと移行

そして最近、リュダクリスは自身のインスタグラムにて、相次ぎそのレジェンドの画像/動画をアップしています。

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一度はクラッシュに巻き込まれるも、アキュラの手によって蘇る

現在リュダクリスの「価値」は90億円にも達すると言われるものの、デビュー前には極貧生活を行っており、1999年に中古で購入したのがこのレジェンドだそう。

なお、同年の1999年に自主制作となるファーストアルバム「インコネグロ」を発表し、2000年に発売した「Back for the First Time」はアメリカでプラチナディスク(トリプル)、カナダではゴールドディスクを獲得し、その後は破竹の快進撃。

2003年にワイルド・スピードX2にてスクリーンデビューを飾り、今ではラッパーとしてのリュダクリスよりも、ワイルド・スピードの「テズ」としてのほうが馴染みが深いかもしれませんね。

そしてリュダクリスは苦労した極貧時代を忘れないためにこのレジェンドに乗り続けているそうですが、2015年には不幸な事故に巻き込まれて損傷を受けるも、アキュラが修理を引き受けてみごと蘇り、無事にリュダクリスの手へと戻ることに。

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この作業は「プロジェクト・レジェンド」と命名され、修復の過程ではいくつかのカスタムが施され、レイズ製の18インチホイール、ローダウンサス、ハイパフォーマンスブレーキシステム、サブウーファーつきオーディオがインストールされています。

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修理が完了したレジェンドと再開し、リュダクリスは思わずスリスリ。

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こちらがサブウーファー。

アキュラのエンブレム付きですね。

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最新の投稿を見るに、アキュラによって修復/カスタムされた状態を維持しており、しかし走行距離は25万マイル(40万キロ)オーバー。

相当に「物持ち」の良い人物であるようですね。

アキュラはこのレジェンドにインスパイアされたILXを発表

そしてアキュラは、このプロジェクト・レジェンドにインスパイアされたILXをギャルピン・オートとともに製作しており、実際にリュダクリスのレジェンドと並べてSEMAに展示。

ボディカラーはサンバーストイエロー、ホイールはリュダクリスのレジェンドと同じブロンズ、そしてローダウンにディフューザー追加も。

この車両はオークションにかけられ、若いミュージシャンの成功を後押しするため、自身が設立したリュダクリス財団へと寄付される、と(当時)発表されています。

https://www.youtube.com/watch?v=k0sJ1Nfjcfc&feature=emb_logo

こういった感じで人やモノに対する深い愛情を感じさせるリュダクリスですが、最新の投稿には「Never Forget Where You Come From(自分が何者なのかを忘れるな)」というコメントも見られ、いかにリッチになったといえど、かつての自分を忘れない、という姿勢を貫いているようですね。

参照:Ludacris

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