| 発表から3年、どんどん完成に近づいているようだ |
カリフォルニアのEVスタートアップ、「RAESR(ライズ・アドバンスド・エンジニアリング・システムズ&リサーチ)」が発売を計画しているEV、タキオン。
2017年にコンセプトモデルが公開され、その後2019年にも実際にプロトタイプを走行させていますね。
パワーソースは6つのモーターそしてリチウムイオンバッテリーで、出力は1200馬力〜1500馬力、車体重量は1,338kg。
0−100km/h加速は3秒以下、最高速度は386km/hだと公表されています。
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その姿は完全に自動車を超越している
今回このタキオン・スピードを試すのは北米有数のカーコレクター、マニー・コシュビン氏。
パっと見ると小さなクルマに見えますが、全長4,935ミリ、全幅2,045ミリとサルーン並みの縦横に対し、全高は現在販売されるクルマの中でも一番低いと思われる1,029ミリ。
後ろから見るとこう。
どう見てもクルマという印象はなく、バットモービルか何かといった印象ですね。
真後ろから見るとこう。
後方視界は「ゼロ」のように見え、これでよくナンバーが取れたな、と思えるほど。
そして早速試乗を開始することになりますが、アンロックはなんとステアリングホイールからコードを入力することで行います。
コードが受け付けられると車体上部のフードがバカっと開き・・・
そのままフードは前に移動。
そして車体中央のコクピットに乗り込みますが、見たところシングルシーター。
完全に日常性を持たない、異次元の乗り物だと言えそう。
フードの内側にメーター等が装着されています。
デタッチャブル式のステアリングホイールを取り付け、ハーネスを着用して準備OK。
そしてフードをクローズ。
完全にフードが閉じた状態。
室内は狭く、閉所恐怖症の人だと息苦しさを覚えそうですね。
ステアリングホイールのセンターにはモニター、その奥にもメーター、そして左右にもディスプレイ。
おそらくこれらモニターは後方確認用としても使用できるのだと思われますが、目視による周囲の確認ができなさそうなクルマだけに、後方確認方法の確保は必須だと言えそうです。