| まだまだそのパフォーマンスの全容は明らかになっていない |
さて、ここ数日Youtube上にて賑わいを提供しているのが「メルセデスAMG GTブラックシリーズ」。
カーメディアやユーチューバーを招いての試乗イベントを行っている他、様々な情報が「解禁」扱いとなっているようですね。
そんな中、いつも最高速トライアルや加速動画を公開していることで知られるユーチューバー、「オートマンTV(Automann-TV)」が早速メルセデスAMG GT ブラックシリーズの加速含むレビューをアップしています。
100-200km/h加速タイムはポルシェ911GT2RSと同じ
メルセデスAMG GTブラックシリーズに採用されるエンジンは形式こそ「4リッターV8ツインターボ」となっておりAMG GT Rと同一ですが、フラットプレーンクランクの採用等によって出力は一気に585馬力から730馬力にまで向上しています。
加えて徹底した軽量化(1,615kg)にエアロダイナミクスの追求にり、”究極のサーキット走行性能”を実現したとされていますね。
ただ、そのぶん価格は尋常ではない値付けがなされ、本国価格を日本円に換算すると約4150万円。
この価格はV8エンジンを積む”一般的な”スーパーカーにくらべてかなり高価であり、ただしその内容をみると「高いのもごもっとも」で、上述のエンジンに加えてトランスミッションもこのモデル専用に強化されており、何から何までが「特別仕様」。
0-100km/h加速はAMG GT Rの3.6秒から大きく短縮されて3.2秒へ、最高速は318km/hから325km/hへ向上するなどそのパフォーマンスには目を見張るものがあり、現在もっとも注目すべきハイパフォーマンスカーの一台です。
そして今回テストを行ったオートマンTVによると、その速さは「驚くべきもの」で、強い向かい風にもかかわらず0-200km/h加速は5.4秒を記録することになり、これはポルシェ911GT2RSと同じタイムなのだそう。
そのほかコーナリングスピードも「異常」なレベルにあるといい、いずれかのサーキット走行タイムの発表が待ち遠しくなります。※すでに6:40にてニュルブルクリンクを周回したというウワサもある
メルセデスAMG GTブラックシリーズにはさらなる限定モデルも登場
なお、メルセデスAMG GTブラックエディションには、「AMG Oneの購入者のみにその購入権が与えられる」AMG GT ブラックシリーズ”プロジェクト・ワン・エディション”が存在。
今回、そのAMG GT ブラックシリーズ”プロジェクト・ワン・エディション”の購入権を持つユーザー、Rana65556氏がメルセデスAMGの本社へと向かい、そこで(カーコンフィギュレーターを使って)仕様を変更したり、実車のAMG GTブラックシリーズをチェックする様子が公開されています。
なお、このAMG GT ブラックシリーズ”プロジェクト・ワン・エディション”については、通常のAMG GTブラックシリーズのデリバリー開始から6-8ヶ月後に納車が行われる、とのこと。
参照:Automann-TV, Rana65556, Shmee150