| 北米での人気が継続する限り価格が下がることはないだろう |
さて、ここ最近どんどん価格を上げている日産スカイラインGT-Rですが、今回はR34世代のスカイラインGT-Rが485,000ドル(邦貨換算にて5120万円)にて販売中。
これは米JDM Expoが動画にて紹介しているもので、動画を見る限りだと日本に在庫がある車両のようですね。
正確にいうならばこのR34スカイラインGT-Rは限定モデルの「VスペックII ニュル」。
日産スカイラインVスペックIIニュルはこんなクルマ
VスペックIIニュルは2002年に発売され、Mスペック・ニュルとともにR34GT-R生産終了に伴う「記念モデル(あわせて1000台のみの生産)」。
エンジンは「N1仕様」となり、エンジン内部はバランスどりが行われ、ウォーターポンプ、エキマニ、タービンなど周辺パーツもN1仕様に。
なおエンジンヘッドはレッドではなく専用の「ゴールド」となっています。
ボディカラーはミレニアムジェイドが新設定され、Vスペック II Nur専用色としてベイサイドブルー、Mスペック Nur専用色としてシリカブレスが用意されています。
なお、このベイサイドブルーはGT-R50周年を記念して発売された「GT-R 50thアニバーサリーエディション」のイメージカラーである”ワンガンブルー”のインスパイア元としても知られます。
このほかにも「数千万円」のR34スカイラインGT-R VスペックIIニュルが販売中
なお、このスカイラインGT-R最大の特徴は「走行わずか362km」ということ。
R34現役時代からすでに「もう次世代GT-Rはないだろう」という風潮があり、R34がもしかしたら最後のGT-Rになるかもしれないという見方も多かったと記憶しており、よって最終限定モデルを保存していた人がいたとしても不思議はない、と思います。
室内には養生が施され、シリカゲルも大量に投入。
シートにもビニールがかかったままとなっています。
走行距離は紛れもない362km。
なお、スピードメーターのスケールが300km/hとなっているのもVスペックIIニュルの特徴です。
それにしてもこの「5000万円オーバー」の価格には驚かされますが、カーセンサーを見てみると改造車、かつ走行28,000kmの個体が2,643万円で販売されていたりするので、新車コンディションのR34 GT-R VスペックIIニュルが5000万円オーバーでもおかしくはないのかもしれませんね。
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参照: JDM Expo