| 航空機を強く意識した仕様を持つことは間違いない |
パガーニが自身のTwitter経由にて、ナゾのニューモデルのティーザー動画を公開。
動画で確認できるのは「マッハ」と「ノット」表示のあるスピードメーター、そしてフロントフード上に装着されていると思われるナゾパーツ。
このメーターを見ると「.11」つまり0.11マッハを表していると思われますが、1マッハ=1225.04km/hなので、0.11マッハ=134.75km/hを示している、ということになりそうです。※もちろん、ほかにキロ表示のメーターがあるものと思われる
なお、今回ティーザー画像が公開された新型車については12月17日に公開予定。
新型パガーニのインスパイア元は航空機?
パガーニはこのニューモデルについて何も語らず、しかし「ウアイラR」という見方が多数。
パガーニがウアイラRを開発していることは周知の事実であり、本来だと11月12日に公開されると言われながらも未だ発表の機会が与えられないクルマです。
パガーニ・ウアイラRのエンジンは自然吸気と言われるが
そしてこのウアイラRについては「特別な吸気方法を持つ」とされており、これが一部では「自然吸気なのでは」と話題に。
ウアイラRは「ゾンダR」直接の後継モデルにしてウアイラ有終の美を飾る限定シリーズになると見られていますが、この自然吸気エンジンはメルセデスAMGとHWA(レーシングカービルダー)との共同開発によるものと目され、許容回転数は9,500RPM、最高出力は900馬力というウワサも。
なぜにピトー管?
そして動画で確認できるのは「ピトー管」。
これは航空機の速度を計測するのに用いられるデバイスで、圧力差を用いて流体の速度=空気の流れ=飛行機の速度を計測します。
そしてこちらが今回の動画にて確認できるピトー管。
自動車の場合はピトー管を用いずとも速度の計測が可能であり、逆に速度が低いとピトー管での速度計測ができないため、市販車にこれを採用する例はまず無いと認識していますが、パガーニはもちろん(メーター同様に)演出のためにこれを用いていると考えられます。
そしてここまでの(航空機に対する)こだわりを見せるのであれば、「特別」とされる吸気方法についても、”NAではなく”もっと航空機の技術に近いものが採用されることになるのかもしれません。※逆に”ターボ”は航空機とつながりが強い技術
On December 17th, we will celebrate Air Speed.
— Pagani Automobili (@OfficialPagani) December 14, 2020
Stay with us and hold on tight!#pagani pic.twitter.com/iUYl6DbHQh
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