| ベースとなるのはワンオフモデル、ランボルギーニSC20 |
さて、ランボルギーニはつい先日、ワンオフモデルとなるハイパーカー「SC20」を発表したところ。
そして今回、カーデザイナーであるスケッチモンキー氏が、このSC20をベースにして「アヴェンタドール後継モデルはこうなる」という予想CGを作成しています(あくまでも軽いノリで)。
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アヴェンタドール後継、次期ランボルギーニV12モデルはこうなる?
そこでスケッチモンキー氏はさっそくSC20をベースに「アヴェンタドール後継モデル」のレンダリングを作成開始。
用いるのはランボルギーニの公式フォトです。
まずは車体後部の「トンガリ」を削除し、より一般性のある市販車っぽく調整。
ルーフも取り付け、やはり市販車っぽく。
さらに細部の調整を進め、「クーペライク」なスタイルへ。
完成したらこうなった
そしてこちらが完成した「アヴェンタドール後継モデル」予想レンダリング。
今回の作品では、全体的に大きく弄ることはなく、SC20のデザインを活かしたCGに仕上がっています。
こちらがビフォーアフター。
アヴェンタドール後継モデルのレンダリングを作成する動画はこちら
実際にはどうなるアヴェンタドール後継モデル?
さて、そこで気になる「実際の」アヴェンタドール後継モデルですが、ハイブリッドとなるのは間違いのないところ。
これは主に欧州にて導入されている排ガス規制や騒音規制に対応すること、そもそも2030年以降はガソリンエンジン単体で走るクルマの販売が禁止される国・地域が多数登場することからも当然の流れだと言えます。
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ただ、現時点でハイブリッドシステムに使用される「バッテリー」は発展途上段階にあり、リチウムイオンバッテリーはまだ大きく重くスポーツカーには不向きで、かつ劣化も無視できないところ。
加えて次世代「全固形バッテリー(ソリッドステートバッテリー)」の登場が数年内にあるものと思われ、となると”スペックが重要視される”スポーツカーに(今の時点で)リチウムイオンバッテリーを積むのは得策と言えないかもしれません。
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なお、ランボルギーニはリチウムイオンバッテリーの代わりに「スーパーキャパシタ」を用いたスーパースポーツ「シアンFKP37/シアン・ロードスター」を発売しているものの、このスーパーキャパシタは(容量やコストの関係からか)アヴェンタドール後継モデルに搭載されない、とも言われています。
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アヴェンタドール後継モデルのデザインは?
そしてアヴェンタドール後継モデルのデザインについてですが、こちらは現在ランボルギーニが採用する「エクストリーム」路線を継続すると考えるのが妥当。
他社との差別化を図るにはこの路線がもっとも理想的で、かつ「ランボルギーニらしさ」を視覚的に表現することもできそうですね。
加えて、現行アヴェンタドールやウラカンに採用される「ワンモーション(横から見た時、フロントからリアまでが一本のラインで構成される)フォルム」に加え、ヘキサゴン、戦闘機といったモチーフも継続されることになるかと思われますが、これもひとつの時代の流れとして、過去のモデル、つまりカウンタック等に用いられたディティールがより強調されることになる可能性もありそうです。
ちなみに「シアン」のデザインはシアン固有のものであって、今後のランボルギーニのデザインに何らかの影響を及ぼすわけではない、とも語られていますね。
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