｜ どうりでブガッティは世界中の富豪から支持されるわけだ ｜
さて、人気ユーチューバー、ダグ・デムーロ氏がブガッティ・シロン・ピュールスポール、そしてその「付属品」を動画にてレビュー。
これまでにもブガッティの納車風景、そしてブガッティからのプレゼント等については、米コレクターのマニー・コシュビン氏が紹介してくれていますが、改めて今回その内容を見ても「スゴいなこれ・・・」のひとこと。
もしかしたら付属品一式でコンパクトカーくらいなら買えるんじゃないかと考えてしまうほどです。
ブガッティ・シロン・ピュールスポールの付属品はこうなっている
そこでまずブガッティ・シロン・ピュールスポールの付属品について、こういったアルミ製のトランクに一式が詰まってきます。
かなりしっかりした作りを持っていて、「面」がしっかり出ている高品質なトランクです。
天面には「EB（ブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティのイニシャル）」のロゴが型押しにて再現。
側面には「シロン・ピュールスポール（Chiron Pur Sport）」の文字が入ります。
パカっと開けると、一番上に入っているのはブガッティからのグリーティング。
その下にはカーボン製の「何か」が見えますね。
カーボンとレザーによるチェスト。
もちろんシロン・ピュールスポールのロゴが入っていて、サイドはレザーにブルーステッチ。
おそらくこれは（今までのシロンの納車風景を見るに）個々のシロンの内外装にあわせ、ひとつひとつ個別に作られている模様。
ちなみに内外装真っ白な「シロン・エルメス」が納車されたマニー・コシュビン氏の場合は「真っ白」なセットが贈られています。
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そしてこれを開くと、限定モデルであることを示すプレートに、キーが収まっています。
なお、このキーも車両にあわせてカスタムされているようですね。
プレートとキーが収まる天板の両端にある取っ手を持ってこれを取り外してみると、さらに説明書とスペアキー。
なお、スペアキーは二世代ほど前のフォスクスワーゲン/アウディに採用されていたジャックナイフ式。
ロゴがVWからブガッティへと置き換えれるのみで、車両価格からすると「えぇ・・・」と思うものの、これは「スペアキー」であり、よくよく考えると、ここまでしっかりしたスペアキーが付属しているクルマも少ないのかも。
アルミトランクのほうに戻ると、底の方には「室内用カーカバー」、そして充電器（すでに取り出している）が収められています。
ブガッティ・シロン・ピュールスポールはこんなクルマ
そこでブガッティ・シロン・ピュールスポールについてですが、2020年3月に発表されたシロンの限定モデル。
エンジンはシロンと共通の8リッターW16クワッドターボ、出力はシロンと同じ1500馬力ながらも高回転化（＋200回転）、そしてクロスレシオ化されることでパンチはまったくの「別モノ」。
フロント・サスペンションについてはスプリングレートをフロントで65％、リアだと33％固められ、アダプティブダンパーの設定も「パフォーマンス寄り」に。
車体重量が16kg軽量化されているほか、ボディパネルも通常のシロンとは大きく異なり、ダウンフォースを重視した仕様となっています。
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ダグ・デムーロ氏は今回、独自の細かい視点にてシロン・ピュールポールのレビューを行っていますが、「そこはこうなっていたのか・・・」と思わされる部分も。
ちなみにドアには小物入れが設けられているようです。
センターコンソールのスイッチのひとつひとつには液晶ディスプレイが内蔵されています。
内装のほとんどは高品質なカーボンファイバー製で、同じく品質の高いレザーとのマッチングは内装におけるひとつの見所でもありますね。
フロントトランクはこう。
ランボルギーニ・ウラカンよりは広いように思います。
バルクヘッド付近にはブガッティが製造したことを示すプレート付き。
ホイール（のスポーク部）には軽量化のために肉抜きが。
そしてこちらは3Dプリンタにて製造されたテールパイプ。
しっかり内部を見てみると、フィンのように見える部分にもなんらかの複雑な模様があるようですね（さすがに”芸術”を標榜するブランドだけある）。
ブガッティ・シロンの付属品、そして車両のレビュー動画はこちら
フェラーリやランボルギーニを購入するとこんなモノが贈られる
なお、ブガッティに限らず、最近のスーパーカーメーカーは「顧客の満足度をより高めるため」様々な手法を凝らしており、納車待ちの間、そして納車後には様々なプレゼントを贈ってくれます。
こちらはフェラーリを購入した際に贈られる「プレゼンテーションボックス」。
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そしてランボルギーニ・ウラカンの納車時にはリトグラフ、メンテナンスキット、ボディカバー等様々な付属品も（ブガッティほど立派ではないけれど）。
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参照：Doug DeMuro