トヨタが上海で発表する新型EVの名は「BZ4X」？たしかにトヨタは「BZ1」～「BZ5」までの様々な商標を出願しているようだ

｜　ちなみに「BZ」の読みは「ビイゼット」になるようだ　｜

さて、トヨタはエレクトリックブランドとして「BZ（Beyond Zero＝ビヨンド・ゼロ）」を展開する計画を持っていると報じられていますが、その最初のモデルにつき、名称が「BZ4X」になる、との報道。※おそらくは上海モーターショーにて公開されるであろう新型車を指している

加えて、「4」は（駆動方式ではなく）車格をあらわし、「X」とはクロスオーバーをあらわす表記で、このBZ4XはRAV4に相当するサイズだと報じています。

今後がさらなるニューモデルが登場の予定

さらにはBZ4Xのほか「BZ1」「BZ2」「BZ2X」「BZ3」「BZ4」「BZ5」が登場すると言われ、しかしそれぞれが具体的にどのようなモデルになるのかは今のところ不明。

ただしBZ1はコンパクトカー、BZ2とBZ3はミニバンだという見方が濃厚であるようですね。

「BZ」シリーズの商標は出願済み

なお、トヨタはこのBZシリーズについて（日本の特許庁へと）商標を出願しており、調べてみると「BZ1」「BZ1X」「BZ2」「BZ2X」「BZ3」「BZ3X」「BZ4X」「BZ4X CONCEPT」「BZ4」「BZ5」「BZ5X」が出願済みです（まだ登録されているわけではない。なおBZ”6”以上は出願されていない）。

この中には、今回の報道にはない「BZ1X」「BZ3X」「BZ5X」の出願も見られ、しかし商標を出願したからといって必ずしもその車種を発売するというわけではなく、予防対策的に出願している「だけ」なのかもしれません。

そして出願の内容によると、「BZ」の読みは「ビーズィー」ではな「ビイゼット」を採用する模様。

これらEVの内容は未定だが

なお、これらEVの詳細についてはいまだ明かされておらず、よって詳細は正式発表を待つしかなさそうですが、プラットフォームには「e-TNGA」を採用し、新開発の「e-AXLE」を取り入れることで、FF、RR（MR）、4WDといったレイアウトを自由に再現できることになるのは間違いなさそう。

加えて、このプラットフォームについては様々なボディサイズ、そして形状に対応できることも発表済みなので、「一旦開発のメドがたてば」トヨタの財力をもって一気に車種が拡充されることになりそうですね。

ちなみに今回発表されるであろうエレクトリックSUV（BZ4X）についてはスバルとの共同開発と言われますが、共同開発となるのは「ミッドサイズSUVのみ」と報じられおり、つまりスバル側ではミニバンやコンパクトカーを発売しないと考えられます。

こういった状況から、そしてプラットフォームにはe-TNGA採用ということから判断するに、トヨタが開発をすすめる「BZシリーズ」について、「GR86とスバルBRZ」とは異なり、トヨタ主導にて開発が行われ、製造についてもトヨタが担当することになるのだろうと考えています。

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参照：InsideEVs