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イギリスよりポルシェ911レストモッドの新星登場!「テオン・デザイン」が香港向けにカスタムしたHK002をリリース。価格は4300万円から

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イギリスよりポルシェ911レストモッドの新星登場!「テオン・デザイン」が香港向けにカスタムしたHK002をリリース

| あまりにシンガー・ヴィークル・デザインとの共通性が高いようにも思えるが |

さて、イギリスより、クラシックポルシェ911のレストモッドを行う新星、「テオン・デザイン(Theon Design)」が登場。

そして今回は「HK002」なる車両を公開していますが、これは「香港へ、同社が納める2台目の」911レストモッドなのだそう。

ベースは964型のポルシェ911

なお、ベースとなるのは964世代の911で、これをいったんホワイトボディの状態にまで分解し、その後ボディ各部の誤差を計測して修正しつつレストアを行ったとのこと。

このテオン・デザインの設立者はアダム・ホウリー氏なる人物だそうで、しかしその出自は明かされておらず、どういった経緯で同社を設立することになったのかは不明です。

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ざっと車両を見たところ、シンガー・ビークル・デザインの車両と酷似しており、もしかするとなんらかの関係性を持っていたのでは思わせる部分もありますが、そのあたりはやはり「謎」。

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車両に話を戻すと、964を「901風に」巻き戻したということになり、ロングフードを与える一方で、991スピードスターコンセプトに採用されていた砲弾型ミラーを再現するなど、新旧織り交ぜたカスタムが特徴です。※給油口はフードのセンターではない

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この「くすんだ」ボディカラー、金属のモール部分をマットとしたフィニッシュ、フロントバンパー〜ボディサイド、リアバンパーにかけて入る「ゴースト」仕様ストライプ、発色の強いイエローを使用した「PORSCHE」ロゴなどはまさにシンガー製品を思わせるところ。

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前後はフェンダーはもちろんワイド化。

リアアンダー部もシンガー・ビークル・デザインに比較するとモダンな形状を持っています。

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プロジェクター式ヘッドライトはジンガー・ビークル・デザインの車両に類似するようですが、ユニットの構造は多少異なるようです。

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ホイールはシンガー・ヴィークル・デザイン同様にフックス風デザイン。

ブレーキキャリパーはおそらく最新世代の911が持つものへと換装されているものと思われます。

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エンジンフードはポップアップ式(ダックテール形状)。

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テオン・デザイン製ポルシェ911「HK002」のインテリアはこうなっている

そしてこちらはテオン・デザインによるこの911HK002のインテリア。

スピニーベック織りのレザーがあしらわれているところや、メタルプレートが使用されているところもやはりシンガー・ヴィークル・デザイン的。

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助手席ダッシュボードには「THEON DESIGN」のメタルバッジ。

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スピーカーはフォーカル製。

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シートはレカロ製、ステアリングホイールはナルディ製。

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テオン・デザイン製ポルシェ911「HK002」のドライブトレーンはこうなっている

そしてこちらはテオン・デザイン製ポルシェ911「HK002」のエンジンルーム。

バルクヘッドにレザーが貼られるのはシンガー同様ですが、キルティングは入ってない模様。

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エアクリーナーボックス「レス」の6連スロットルボディ。

見るからに品質が高そうな仕上げを持っていますね。

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なお、テオン・デザインでは3.8リッター〜4リッターの水平対向6気筒エンジンを使用することができ、さらには自然吸気もしくはターボも選択可能(どの世代に積まれるエンジンがベースなのか、ターボ化されても空冷なのかどうかは不明)。

このHK002では3.8リッターエンジン(371馬力にまでチューン)を搭載しており、トランスミッションは993世代の911に積まれていた6速マニュアル(G50)を使用している、とのこと。

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ただしその価格は安くない

なお、このテオン・デザイン製911のレストモッドは「安くなく」、最低でも30万ポンド(日本円で4300万円くらい)は必要になる、とのこと。

さらに製造には18ヶ月を要し、かなりハードルの高いレストモッドだと言えそうです。

こういった「911レストモッド」の元祖はやはりシンガー・ビークル・デザインだと思いますが、現時点での納期があまりに長すぎ、そこで「そこまで待てない」、また「そこまでの完成度を求めていない」顧客を狙い、シンガーの後釜を狙って新しくビジネスを立ち上げたり、そしてシンガーを退社して自らレストモッドを始める人々も多いようですね。

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