| とにかくヒュンダイ・アイオニック5の評価は最高レベルにあるようだ |
さて、トップギアがヒュンダイの新型EV、「アイオニック5(IONIQ5)」をテストし、ほぼ絶賛とも言えるレビュー動画を公開。
ヒュンダイ・アイオニック5はすでに韓国そして欧州にて発売されていますが、韓国では「自動車史上、一日でもっとも多くの台数を販売した」クルマとして記録されるほどの人気を見せています。
-
ヒュンダイの新型EV、アイオニック5がなんと発表初日に完売!韓国車として「最多販売記録」を樹立する
| アイオニック5の「求めやすい」価格設定も奏功したようだ | さて、先日ヒュンダイは「アイオニック5」を発表したところですが、なんと韓国では契約開始日初日に「完売」したとの報道。ただしこのアイオニッ ...
続きを見る
トップギアはヒュンダイ・アイオニック5をどう評したのか?
そして今回の動画だと、トップギアは「テスラ・モデル3 / モデルYに対抗しうるEV」という結論を出しており、その理由はいくつかあって、まずは3メートルを超えるホイールベース。
これによって乗り心地の良さ、そして広い後席スペースを確保することが可能となっていますが、ロングルーフ採用によって頭上スペースに大きな余裕ができたという実用性も高く評価しているようですね。
そして運転席の着座位置が高く、見晴らしに優れるうえ、操作感が軽快で、4段階から調整できる回生ブレーキのフィーリングも自然であり、極めて扱いやすいという評価。
なお、アイオニック5の実際の納車はまだまだ先で、今回の動画に登場した個体は「プロトタイプ」。
ただし実際に顧客に納車される仕様とはほぼ差がないとされるので、今回のトップギアの評価はそのまま信じてよいのかもしれません。
ヒュンダイ・アイオニック5はこんなクルマ
ヒュンダイ・アイオニック5最大の特徴はなんといってもそのデザイン。
レトロともフューチャーともつかぬスタイルを持ち、それをさらに強調するのが「ピクセル」デザインと呼ばれるヘッドライトとテールランプ。
これを考えるデザイナーはほかにもいたと思いますが、実際に発売したのは「ヒュンダイだけ」だと思われます。
テールランプも「ピクセル」。
充電ポートのインジケーターも「ピクセル」。
ちなみにヒュンダイ・アイオニック5の価格は韓国内にて5200万(日本円で約495万円)~5750万ウォン(547万円)だとされ、補助金等を考慮するとテスラ・モデル3よりもかなり安い価格で購入でき、この価格も人気につながっているようですね。
搭載されるモーターについてはシングルそしてデュアルが用意され、72.6kWhバッテリー+4WDの組み合わせでは出力302HP、0−100km/h加速性能は5.2秒。
もっとも航続距離が長いのは72.6kWhバッテリー+シングルモーター(214HP)となり、こちらの一回あたりの走行可能距離は470〜480km(WLTP)。
エントリーモデルは58kWh+シングルモーターレイアウトを持ち出力は167HP、0−100km/h加速は8.5秒。
なお、ハッチバックというパッケージングを見るに「コンパクト」に見えるものの、実際の全長は4,635ミリ、全幅は1890ミリなので、「かなり」大きなクルマです。
トップギアによるヒュンダイ・アイオニック5のレビュー動画はこちら
合わせて読みたい、ヒュンダイ関連投稿
-
ヒュンダイがレトロフューチャーなEV、アイオニック5を発表!ヒュンダイじゃなかったら買う気になったのにな・・・。
| もともとは50年近く前にジウジアーロがデザインした「ヒュンダイ・ポニー・クーペ・コンセプト」 | さて、ヒュンダイ(ヒョンデ)が先日より予告していた新型車、IONIQ 5(アイオニック5)を公開。 ...
続きを見る
-
ヒュンダイが「EVのバッテリーが炎上・爆発する」問題にて10万台のリコールを実施。全車バッテリーを入れ替えることになり、1900億円程度の費用(マツダの利益4年分くらい)がかかるとの報道
| ある程度は織り込み済みと思われるが、また株価が大きく下がることになりそうだ | さて、ヒュンダイが販売したEV/PHEV約10万台のバッテリーを入れ替えるというリコールを実施するという報道。内訳と ...
続きを見る
-
ヒュンダイの新型EV、アイオニック5が欧州でも爆発的人気!2020年に欧州でテスラが販売した台数の2.4倍の予約を数日で獲得、何がそんなにスゴいのか?
| アイオニック5は「テスラキラー」最右翼と見られるが | さて、先日は「韓国にて、ヒュンダイ(ヒョンデ)アイオニック5の今年生産分が1日で完売」とお伝えしましたが、今回は欧州でも大人気というお話。具 ...
続きを見る
参照:Top Gear