| このクラッシュで無傷はおろか、命があることが信じられない |
世の中には「ちょっとした」事故で命を落としてしまう人がいる一方、「どう見ても大惨事」といった事故でもかすり傷ひとつ負わない幸運な人々も存在します。
今回紹介するのは後者のうちのひとりですが、公開された動画を見るに、どうみても「最悪の事態」を想像してしまう内容となっています。
ここでその事故の瞬間を見てみましょう。
その事故はこうやって起こった
動画の一部始終はトラックに装着されたドライブレコーダーを通じて記録されたものですが、まずトラックは三車線の坂道を走行中。
制限速度は65マイル(時速105キロ)のところ61マイルで走行しています。
坂道が終わる頃には三車線が二車線へと減少し、しかしその直前に左車線から猛スピードで追い抜きをかけたのが日産フェアレディZ(時速150キロくらい?)。※トラックはこのフェアレディZが後ろから迫ってくるのに気づいたのか、微妙に回避行動を取っている
そして、例によってフェアレディZはバランスを崩しコントロールを失うことに。
そのまま右手の土手と標識に衝突し・・・。
勢い余って車体が跳ね上げられ・・・。
完全に浮いてしまいます。
事態は予想外の展開に
そしてフェアレディZは丘の向こう側に飛んでゆくかのように見えたものの・・・。
なぜか宙を舞いながらトラックの方へと戻ってきます。
ひねりを加えながらもなんども宙を舞いつつトラックの目の前に。
トラックドライバーは冷静に速度を緩め、ギリギリでフェアレディZとの衝突を回避しています。
それでもまさに「鼻先をかすめる」とはこのこと。
実際のところ、オイルなのかガソリンなのか冷却液なのかよくわからない液体をフェアレディZは巻き散らかし、トラックは完全に視界を奪われることに。
なお、この後にフェアレディZは反対車線側へと消えてゆきますが、映画でもここまで見事に回転しながら飛んでゆかないだろう、という激しいクラッシュです。
それでもドライバーは無事だった
この激しい事故にも関わらず、驚くべきはフェアレディZのドライバーが無事であり、怪我一つなかったこと。
これはドライバーと思われる人物のフェイスブック、そして画像掲示板レディットでも報告されてますが、ドライバーの投稿を見ると「今退院したばかりで、レントゲンもスキャンも問題はなかった。ちょっと痛みがあるけどね」「3〜4回転ほど宙を舞ったが、サタンよ、オレが死ぬのは今日じゃなかったようだな」というコメントも。
まさに幸運としかいいようがなく、よほど神に愛されている人物なのかもしれませんね。
フェアレディZが速度オーバーでコントロールを失い、宙を舞う動画はこちら
あわせて読みたい、関連投稿
-
【動画】カリフォルニアの空に車が舞う!高速道路にて、土手に乗り上げ派手に飛んでいった事故が偶然録画される
| こんな大事故でもドライバーは「ちょっとした怪我」のみだった | さて、米国カリフォルニア州のハイウェイ99にて、走行中のクルマが土手に乗り上げて飛んでゆくというアクシデントが発生。現地ハイウェイパ ...
続きを見る
-
【動画】クラッシュするのはスーパーカーばかりじゃない!首都高そして横浜にてインテグラ、シルビアが相次ぎクラッシュ
| いずれもスピードの出しすぎにて制御を失ったものと思われる | さて、何かとスーパーカーの事故ばかりが報じられる昨今ではあるものの、国産車の暴走による事故もあちこちで発生している模様。まずは3月20 ...
続きを見る
-
【動画】フェラーリ812が公道でクラッシュ!その時室内では何が起きているのかをドライバー目線で見てみよう
| スーパーカーは直線でも容易にクラッシュしてしまう | さて、ロンドン市内にてコントロールを失いクラッシュするフェラーリ812スーパーファストを「ドライバー視点から」捉えた動画が公開に。幸いにも周囲 ...
続きを見る
参照:UskoExpress