>ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA)

世界に一台、ホンダNSXをフルオープンへとカスタムしたワンオフ車輌が競売に!改造車にもかかわらず1000万近くまで値上がり中

2021/05/11

世界に一台、ホンダNSXをフルオープンへとカスタムしたワンオフ車輌が競売に

| まさかボディ剛性の弱いホンダNSXのルーフをカットするオーナーがいたとは |

さて、ラッパーのアイス・キューブが所有していたとされるホンダ(アキュラ)NSXのオープントップコンバージョンがオークションに登場。

もちろん本来のNSXには(タルガトップは存在するものの)オープントップモデルは存在せず、これはワンオフにて制作されたもの。

なお、詳細については記載されていないものの、この改装は「ニューポート・コンバーチブル・エンジニアリング社」が行ったものではないかと推測されています。

ホンダNSXのオープントップコンバージョンはこうなっている

なお、見たところオープン化のほかにはホイールが交換されるにとどまるように思われます。

1992-acura-nsx-1

意外とスタイリッシュに改装されており、「純正でこういった仕様がラインアップされていた」と言われても信じてしまいそう。

1992-acura-nsx-2

リアはけっこう平坦、そしてリアデッキはかなり広大。

1992-acura-nsx-4

もともとNSXはリアオーバーハングが長く、けっこう大きなリアセクションを持っているクルマですが、いっそうそれが強調されているようにも見えますね。

1992-acura-nsx-5

リアシートの後ろにはトノカバー状の構造物。

1992-acura-nsx-16

こちらはトップをかけたところ。

まさに非常用といったところで、「オープン状態がデフォルト」と考えたほうが良さそうです。

1992-acura-nsx-23

意外とNSX「のオープンを「欲しい」と考える人は多いようだ

なお、このNSX「オープンコンバージョン」は意外と人気があるようで、オークションはあと1日を残して960万円ほどまで値が上がっており、もしかすると最終的に1000万円を超えるかもしれません。

参考までにですが、NSXは量産スポーツカーとしてはじめて「アルミモノコックボディ」を採用していますが、まだまだ当時は技術が未熟であったようで、ボディ剛性に問題があったのもまた事実。

実際に試乗した際、ちょっとでも段差に乗り上げてドアを開くと「ドアを閉じにくくなったり」ということも経験しており、「けっこうフニャフニャなんだな・・・」と思ったことも。

そういったNSXなので、今回のオープン化に際してはさらにボディ剛性が犠牲になっているのは間違いなく、よほどの補強がなされていない限りは「けっこうヤバいんだろうな」と考えたりします。

1992-acura-nsx-9

あわせて読みたい、ホンダNSX関連投稿

リバティウォークが貴重な初代NSXをオーバーフェンダー化!いつもの「LBスタイル」ワイドボディキットは132万円

| ただしローダウンサス、タイヤ+ホイール、フィッティングや塗装代が必要 | すでに新型NSX向けのエアロキットを発表しているリバティーウォークですが、今回なんと「初代ホンダNSX用」のワイドボディキ ...

続きを見る

どうしてこんな姿に?原型を留めないほど改造された初代NSX(超ワイドボディ)が格安にて販売中。なおカスタムしたのはエンドレスとのウワサ

| 売り主によると、2台だけエンドレスによってカスタムされたうちの一台らしい | 米自動車売買サイト、Bring A Trailerにて1991年製のホンダ(北米仕様なのでアキュラ)NSXが登場。ただ ...

続きを見る

ホンダ”NSXドリームプロジェクト”始動。SEMAにカスタムカーを展示

= 次はSEMAショー。ホンダ(アキュラ)NSXのチューンドカーが登場 = 東京モーターショーが終わったと思ったら次はSEMAショーですが、そこで「ScienceOfSpeed(サイエンス オブ スピ ...

続きを見る

参照:Bring A Trailer

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA)
-, , , , ,