| まさかボディ剛性の弱いホンダNSXのルーフをカットするオーナーがいたとは |
さて、ラッパーのアイス・キューブが所有していたとされるホンダ(アキュラ)NSXのオープントップコンバージョンがオークションに登場。
もちろん本来のNSXには(タルガトップは存在するものの)オープントップモデルは存在せず、これはワンオフにて制作されたもの。
なお、詳細については記載されていないものの、この改装は「ニューポート・コンバーチブル・エンジニアリング社」が行ったものではないかと推測されています。
ホンダNSXのオープントップコンバージョンはこうなっている
なお、見たところオープン化のほかにはホイールが交換されるにとどまるように思われます。
意外とスタイリッシュに改装されており、「純正でこういった仕様がラインアップされていた」と言われても信じてしまいそう。
リアはけっこう平坦、そしてリアデッキはかなり広大。
もともとNSXはリアオーバーハングが長く、けっこう大きなリアセクションを持っているクルマですが、いっそうそれが強調されているようにも見えますね。
リアシートの後ろにはトノカバー状の構造物。
こちらはトップをかけたところ。
まさに非常用といったところで、「オープン状態がデフォルト」と考えたほうが良さそうです。
意外とNSX「のオープンを「欲しい」と考える人は多いようだ
なお、このNSX「オープンコンバージョン」は意外と人気があるようで、オークションはあと1日を残して960万円ほどまで値が上がっており、もしかすると最終的に1000万円を超えるかもしれません。
参考までにですが、NSXは量産スポーツカーとしてはじめて「アルミモノコックボディ」を採用していますが、まだまだ当時は技術が未熟であったようで、ボディ剛性に問題があったのもまた事実。
実際に試乗した際、ちょっとでも段差に乗り上げてドアを開くと「ドアを閉じにくくなったり」ということも経験しており、「けっこうフニャフニャなんだな・・・」と思ったことも。
そういったNSXなので、今回のオープン化に際してはさらにボディ剛性が犠牲になっているのは間違いなく、よほどの補強がなされていない限りは「けっこうヤバいんだろうな」と考えたりします。
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