| このパガーニ・ウアイラ・ロードスターBCはカスタム費用だけで数千万円はかかっていそうだ |
ブラウン、そしてゴールドはちょっとした流行
さて、カナダにて高級車やエキゾチックカーの販売を行なうOBプレステージ・オート。
今回はそのオーナーが「自身に納車されたパガーニ・ウアイラ・ロードスターBC」を紹介する動画を公開しています。
なお、このマッチョな渋いオッサンがそのオーナーで、この人はいつもこういった感じで巻き物をヒラヒラさせているようですね。
カスタム仕様のウアイラ・ロードスターBCスーパーノヴァはこんなクルマ
そこで早速、このカスタム仕様のウアイラ・ロードスターBCを見てみたいと思いますが、このウアイラ・ロードスターBCはパガーニ史上もっとも軽量、もっともパワフル、もっともスパルタンだとされる40台のみの限定モデルであり、そして価格3億8000万円(から)と言われるクルマです。
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なお、このウアイラ・ロードスターBCに与えられた固有名は「スーパーノヴァ」。
以前にも、パガーニの正規ディーラー、「パガーニ・トロント」のフェイスブックにてちょっとだけ紹介された個体です。
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ボディカラーは「オロローザ」だと紹介されており、エクズポーズド・カーボンファイバーの上にクリアブラウンを塗装したというシックなカラーリング。
ボディ各部にはレッド、そしてゴールドのラインやアクセントが入ります。
ドアミラーのステーにもレッドとゴールドのアクセント。
ホイールカラーは「ブロンゾ・キアロ」。
手前のパガーニ・ウアイラのホイールに比較すると、ちょっと赤みの入ったゴールドを用いているようですね。
ホイールはウアイラ・ロードスターBC専用の軽量バージョン、そしてもちろんセンターロック。
タイヤは特別仕様のコンパウンドを持つピレリPゼロ・トロフェオR。
ウアイラ・ロードスターBCについて、そのクーペバージョンのウアイラBCよりもスパルタンだとされ、徹底した軽量化によって車体重量は1,217kgへ。
コーナリング時にはブガッティ・シロンの1.5Gを超え、1.9Gを発生すると言われます。
エンジンはAMGから供給を受けた6リッターV12ツインターボで、出力は800馬力。
トランスミッションはXtrac製のシーケンシャル7速(軽量シングルクラッチ)で、このトランスミッションは一般的なデュアルクラッチに比較して35%軽量に仕上がっています。
パガーニ・ウアイラ・ロードスターBCスーパーノヴァのインテリアはクラシカル
なお、「クーペよりもスパルタン」であるにも関わらず、ウアイラ・ロードスターBCのインテリアは「クラシカル」。
ダッシュボードやステアリングホイールなどはブラックレザー、ブラックアルカンターラ、マット仕上げのカーボンファイバーに覆われていますが、シートはベージュにチェックという落ち着いた仕様を持っていますね。
ドアインナーパネルもクラシカル。
シートのセンターにはメッシュがあり、メッシュの向こう側にはなんとイタリアントリコローレ。
シフトノブはウッド。
メタルパーツはつや消しのチタンカラー。
ちなみに前後フードを開くのには、このレザー製ストラップを外す必要があり、こういった「作法」もパガーニならでは。
前後とも同様にピンバックルを外します。
内装と同じ仕様のラゲッジセットも
なお、内装と同じ素材・仕様のラゲッジセットも付属しており、こちらはスーツなどを入れるガーメントケース。
収納場所に応じた形状を持つバッグが付属し・・・。
合計6つ。
乗員一人あたり3個という計算となり、これだけあればちょっとした旅行にも事足りそうですね。