| 文字盤はサンレイ仕様のブラック仕上げ、「TUDOR」「BLACKBAY」文字もブラックに |
最近のチューダーはあらゆる方向にてロレックスとの差別化を図っている
さて、先日は(貴金属の)シルバー、そしてゴールドケースを持つダイバーズウォッチ、ブラックベイを発売したばかりのチューダー(TUDOR/チュードル)。
今回はブラック仕上げのセラミックケースを持つ「BLACK BAY CERAMIC / Ref.79210CNU / 512,500円)を発表しています。
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ムーブメントまでもブラック仕上げ
このブラックベイ・セラミックはマットブラック仕上げの(文字通り)セラミックケースを持つことが特徴ですが、チューダーは以前より(ロレックスにはない)PVD仕上げのブラックケースや、スポーツモデル+ファブリック/レザーベルトという組み合わせを発表しており、それまでに持たれていた”ロレックスのディフュージョンブランド”というイメージを払拭するかのようなチャレンジを行っています。
現在では自社にて開発した「マニュファクチュール・ムーブメント」を採用しており、このブラックベイ・セラミックに搭載されるのは70時間のパワーリザーブを誇るMT5602−1U(METASマスタークロノメーター認定)。
ムーブメントそのものはほかのブラックベイにも採用されるものと同じではあるものの、このセラミックモデルのムーブメントにはブラック仕上げが施されており、とことんブラックにこだわった仕上がりに。
この「スケルトン仕様」もロレックスにはないため、こういったディティールはブラックベイ・セラミックを積極的に選びたくなる理由のひとつとして数えられるかもしれませんね。
ケース径は41ミリ、15,000ガウスに耐えうる耐磁性能を持っています。
ベゼルはブラックPVD仕上げのスチール製、風防はドーム型サファイアクリスタル。
リューズもPVDコーティング仕上げのスチール製、そしてチューダーローズの紋章が再現されることに。
ケース表面はサンドブラスト仕上げ、そしてエッジ部にはポリッシュ加工が施されています。
アクセントカラーはオフホワイト
そしてこのブラックベイ・セラミックのインデックス、スノーフレーク針に使用される夜光塗料はオフホワイト(それが引き立つよう、TUDORロゴやほかの記載もマットブラック仕上げ)。
ダイヤルそのものはブラックのサンレイ仕上げという珍しいもので、迫力に加え高級感も兼ね備えるようですね。
ベルトもブラックに「オフホワイト」ステッチ。
バックルはPVD仕上げのスチール(セーフティキャッチつき)です。
ベルト表面はレザー、ライニング(裏面)はラバーというハイブリッドストラップを採用しており、ストラップ裏面にはスノーフレーク針をモチーフとした滑り止めのためのエンボス加工が施されるなど、腕時計全体としての統一感を高めています。
こちらは付属の替えベルト(ファブリック)を装着した状態。
センターにはやはりオフホワイトのラインが入り、ぼくとしてはこちらのストラップのほうが好みです。
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参照:TUDOR