オメガがシーマスター300をモデルチェンジ！より薄くより正確に、そしてよりエレガントに。「オメガ初」素材、ブロンズゴールドも登場

｜　ここ最近のオメガのニューモデルラッシュは凄まじい　｜

新型シーマスターは「防水、精度、耐磁性能」を高レベルでバランスさせてきた

さて、各腕時計メーカーが春に発表した新製品が現在続々市場投入中。

オメガもその例外ではなく、順次ニューモデルが国内に入ってきているようで、そんな新製品の目玉はなんと言っても新しいシーマスター300。

新型シーマスター300はあわせて5つのバリエーションを持ちますが、ブロンズゴールドケースを持つ「SEAMASTER 300コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM（Ref.234.92.41.21.10.001 / 1,364,000円）」が追加されたことがシーマスター300最大のトピックかと思います。

この素材は現在オメガが特許を申請しており、そして新型シーマスター300は初めてオメガがこの素材を採用する腕時計だそうですが、オメガがこれまでに採用してきた「18Kムーンシャインゴールドとセドナゴールドの間にある色彩とされ、クラシカルでエレガントな雰囲気を漂わせているという印象です。

オメガによると、その素材の特徴は下記のとおり。

ブロンズ素材はチューダー、ベル＆ロスがすでに採用していますが、オメガのブロンズゴールドも同様に、「経験変化」を楽しめる素材だということになりそうです。

純度検証極印を得た上品な9Kゴールドを37.5％使用。パラジウム、シルバーも配合した独自の合金です。柔らかなピンク色のこの素材は、比類のない耐腐食性をもち、酸化して緑青を発することがありません。経年変化はゆっくりと進み、使い込むことで生まれる自然な美しさを長期間、楽しむことができます。

新型シーマスター300はこう変わった

新型シーマスター300のケース径は41ミリへ、そして新デザインのサファイアガラスを採用してより薄く、ムーブメントもコーアクシャル マスター クロノメーターへ。

サファイアガラスは「ドーム状」を採用し、最近の腕時計の傾向として「立体的な風防」「クラシカル」「薄型化」というものがありますが、新型シーマスター300もその例に漏れないようですね。

なお、ベゼル形状もこれまでに比較すると薄くなり、ブロンズゴールドモデルのベゼルはセラミック製。

ステンレススティールモデルのベゼル素材はシュウ酸陽極酸化処理を施したアルミニウムが使用されている、とのこと。

ダイヤルはパネライが採用していることで知られる「サンドウィッチ」構造。

いっそうの高級感とクラシカルさが感じられますね。

ケースバックはいずれのモデルもスケルトンとなり、そこから見えるのは新しく採用されたオメガ コーアクシャル マスター クロノメーター「キャリバー8912」。

ムーブメント単体、そして組み立て後の状態においてもマスター クロノメーターとしてMETASの認定を得ており、耐磁性能は驚愕の15,000ガウス。

精度、防水性能、現代の社会では重要とも言える耐磁性能を高いレベルでバランスさせた「最強モデル」と言えるかもしれません。

新型オメガ・シーマスター300のバリエーションはこうなっている

新型オメガ・シーマスターには上述のブロンズゴールドのほかステンレススティール製モデルが4つラインアップされています。

こちらはSEAMASTER 300コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM（234.32.41.21.01.001 / 726,000円）。

SEAMASTER 300コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM（234.32.41.21.03.001 / 726,000円）。

SEAMASTER 300コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM（234.30.41.21.01.001 / 770,000円）。

SEAMASTER 300コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM（234.30.41.21.03.001 / 770,000円）。

オメガらしくオプションも充実

なお、オメガの腕時計の楽しみの一つが「拡張性」。

レザーやファブリックなど様々な素材のブレスレットが用意されており、これらを付け替えることで様々な表情を楽しむことができます。

合わせて読みたい、オメガ関連投稿

参照：OMEGA