| E30 M3の限定モデルはとくにその価値をどんどん上げているようだ |
今、E30 M3に乗っているとけっこうオシャレに見える
さて、ここ最近値上がり著しいE30世代のBMW M3。
今回なんと約1300万円という高額にてE30 M3が売りに出されていますが、これは19歳でオートバイのロードレース世界選手権を制覇した天才レーサー、ジョニー・チェコットのシグネチャーモデルだと紹介されています。
なお、ジョニー・チェコットの活躍の場はバイクだけにとどまらず、F1やDTMにも及んでおり、ジョニー・チェコットに敬意を表したこのM3は1989年に発売された限定モデル。
E30 M3「ジョニー・チェコット」は特別なM3
今回販売されているM3「ジョニー・チェコット」につき、ほかのM3に比較していくつかの変更点があるといい、まず搭載されるエンジンは最高出力215psを発揮するS14型2.3リッター4気筒(M3にこのエンジンが積まれたのはジョニー・チェコット仕様がはじめてらしい。その後他のM3にも採用されることとなっている)。
用意されるボディカラーはミサノレッド、マカオブルー、ノガロシルバーの3色で、バルブカバーとインテークマニホールドはボディカラーとマッチしたカラーへとペイントされています。
ホイールはBBS製(16インチ)でディスク面がブラック、クローム加工が施されたテールパイプ、薄肉化された軽量リアウインドウ、エボリューションIIエアロダイナミクスパッケージ、フォグランプもこのM3「ジョニー・チェコット」ならではの装備となっているようですね。
今回販売されるM3ジョニー・チェコットは限定480台のうちの341台目で、最初に登録されたのはドイツ、その後は英国へと輸入されることに。
走行距離は約14万キロを指していますが、画像を見るにそのコンディションは素晴らしく、相当に大事にされてきたことがわかります。
このE30世代のM3は「モータースポーツ参戦のためのホモロゲーションモデル」として誕生しており、つまりはモータースポーツと直結したモデル。
その意味において、それ以降のM3とは「おなじM3でも」性格が異なると言え、こういった背景がE30 M3の価値を押し上げているものと思われます。
さらにはそのデザインもスポーティーさと上品さとを兼ね備えたもので、今このクルマに乗っていると「けっこうなオシャレさん」に見られそうですね。
なお、このE30 M3ジョニー・チェコットのインテリアカラーはほかのM3にはあまり見られないライトグレー。
さらには「Mカラー」も薄めの配色にて用いられています。
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