【動画】ブガッティが「1台3250万円」のビリヤード台を公開！スーパーヨット内での使用を考慮し、5ミリ秒で台の水平を自動調整するデバイスを内蔵しているようだ・・・

｜　この世の中には「想像できない」セレブな生活があるようだ　｜

この「3250万円」が高いのかそうでないのか、ボクにはわからない

さて、ブガッティが30台限定、その価格25万ユーロ（3250万円）の「ビリヤード台（プールテーブル）」を公開。※スーパーカーが一台買える値段

実際には今年はじめに発表されていたものですが、今回「顧客に納入する製品」がようやく完成し、その画像をリリースしたわけですね。

ちなみに上の画像はすでに「米国の顧客に納入された」状態で、つまりこの広大なスペースは「自宅内部」ということになり、価格以上の驚きを与えてくれます。

その素材はアルミ、カーボン、そしてチタン

このブガッティ・プールテーブルは、スペインの複合材料のスペシャリストであるIXO社と共同で製作されたもので、アルミニウムとチタンのフレームに、カーボンファイバーを組み合わせて仕上げられており、まさに「ブガッティらしい」デザインを持っています。

側面ポケットはCNC加工にて成形され、ブラッシュド加工とアルマイト加工が施されたアルミニウム製（表面はカーボンファイバー）。

ボールポケットのハウジングはステンレス製ですが、そこに上質な革が張られており、腐食を防ぐためにチタン製のボルトで固定されている、とのこと（”EB”の刻印も入っている）。

フレームはクリアブルーにペイントされたカーボンファイバーで覆われており、ここに腰掛けてショットを放つのはもちろん、チョークを置くことすらためらわれそうですね。

そしてトライアングルラックもカーボン製。

もちろん、このカラーは自身の持つブガッティにあわせて色味等の変更ができるものと思われます。

こちらはおそらくボールを入れるケースだと思われますが、やはりカーボンファイバーに上質なレザーが採用されており、ブガッティのエンブレムも。

製造番号1番を示すシリアルプレート。

なお、このビリヤード台が異常に高価なのは、チタンやカーボン、アルミニウムを使用したり、金属の加工にCNCを用いたり、カーボンファイバーにクリア仕上げを施したりしているというほかにも理由があり、それは「自動で水平レベルを維持できるから」。

これは「ジャイロハードウェア」と命名されており、というのもこのビリヤード台はスーパーヨットでの使用を前提に設計されているためで、ヨットの揺れにあわせて”5ミリ秒ごとに”水平レベルを調整するといい、その動作音も「無音」とのこと。

付属品もすべてカーボン

さらに驚くのは、キューやラックまでもがカーボン製ということ。

なお、ラックにはスコアを記録するための13インチディスプレイも内蔵されているようですね。

ラックとキューはこんな感じでブルーのクリアカーボン仕上げ。

キューのエンド部にはチタンが使用されているようですね。

キューをホールドする部分の内側にはレザー。

なお、調光可能なLEDを備えたシーリングランプや、アルマイト加工が施されたチョークボックス、CNC加工によって整形されたアルミニウム製ケースに入ったUSBキー（ビリヤードテーブルの製造工程が収められている）も付属している、と紹介されています。

ブガッティ製ビリヤードテーブルを紹介する動画はこちら

合わせて読みたい、ブガッティ関連投稿

参照：Bugatti