| やはりホンダはもうちょっと頑張ってNSXのパフォーマンスを高めるべきだった |
同じ4WDでもエンジン搭載位置はそれぞれ異なる
さて、Carwowがポルシェ911ターボS、ホンダNSX,、日産GT-R NISMOという「4WD対決」によるドラッグレースを実施し、その様子を動画にて公開しています。
英国ではこれらの価格が意外と近く、購入の際には実際に比較されることも多いのかもしれませんね。
ちなみに現地での価格はポルシェ911ターボが160610ポンド、ホンダNSXが150000ポンド、日産GT-R NISMOが180095ポンドという設定です。
ポルシェ911ターボS、ホンダNSX,、日産GT-R NISMOのスペックはこうなっている
そこでまずポルシェ911ターボS、ホンダNSX,、日産GT-R NISMOのスペックを見てみたいと思いますが、ポルシェ911ターボSは650馬力、1640kgという数字を持っており、今回の3車の中ではもっともパワフルで、もっとも軽いクルマです。
エンジンは水平対向6気筒、搭載位置は車体後部、トランスミッションは8速PDK。
ホンダNSXはこの中では唯一のハイブリッドで、出力は581馬力、重量は1759kg。
もっとも非力かつ重量の重いクルマですが、トランスミッションには9速デュアルクラッチを持ち、多段変速+エレクトリックモーターによって鋭い加速が期待できます。
エンジンはV6で、これを車体ミッドに搭載しています。
R35 GT-R NISMOは600馬力、1703kg。
もっとも「高齢」なクルマでもあり、R35登場時に直接のライバルと目されたポルシェ911ターボは当時の997から991、そして現在では992へとモデルチェンジがなされています。
エンジンはV6、搭載位置は「フロント」。
実際にドラッグレースを走ったらこうなった
そして実際にこれら3モデルがドラッグレースを走った結果ですが、予想通りスタートはポルシェ911ターボSがぶっちぎり、そしてそのままリードを広げてゴールイン。
ポルシェ911ターボSは、現在(最速の加速を誇ることで知られる)マクラーレン720Sに唯一対抗しうるクルマとしても知られ、当然の結果かもしれません。
R35 GT-R NISMOは0.4秒遅れでゼロヨンをゴール。
ホンダNSXは0.3秒遅れの11.1秒。
ハイブリッドによる瞬発力、多段変速による鋭い加速も及ばなかったようですが、最終限定モデルの「NSX TypeS」であれば、少なくともGT-R NISMOに一矢報いることができたかもしれませんね。
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参照:carwow