| ウラカンEVOが勝てないことはわかっていたが、その差がここまでとは |
これは完全に世代交代だと考えて良さそうだ
さて、ドラッグレース専門ユーチューバー、ドラッグタイムス氏。
今回同氏はテスラ・モデルSプラッドとランボルギーニ・ウラカンEVOとのドラッグレース対決を公開していますが、その結果があまりに「無慈悲」だとして話題に。
なお、ランボルギーニ・ウラカンは現代だと非常に希少な大排気量自然吸気エンジン(5.2リッターV10)を採用していますが、現在ガソリンエンジンで主流になりつつあるターボ、さらにはハイブリッド、ピュアEVに対してはもはや直線加速で優位性を発揮できず、悲しいことではありますが、これが時代の流れなのでしょうね。
テスラ・モデルSプラッド、ランボルギーニ・ウラカンEVOはこういったスペックを持っている
まずは両者のスペックを比較してみると、テスラ・モデルSプラッドは前後あわせて3モーターを搭載することで1,020HPを発生し、トランスミッションはなく、駆動方式は4WD。
車体重量は2,192kgとかなりヘビーではありますが、公称値では0−96km/h(60マイル)までを1.99秒で加速し、ゼロヨン(1/4マイル)を9.23秒で走り抜けます。
一方のランボルギーニ・ウラカンEVOは640馬力(630HP)を発生する5.2リッターV10エンジンを車体ミッドに搭載し、7速デュアルクラッチ・トランスミッションを介して4輪を駆動。
車体重量は1,422kg、0−100km/h加速は2.9秒、最高速は325km/hを誇ります。
実際にゼロヨンを走ってみたらこうなった
そして実際に両者がゼロヨンを走った結果を見てみたいと思いますが、パワー差そしてこれまでのテスラ・モデルSプラッドの無双ぶりを見るに、ウラカンEVOが勝つのはまず不可能。
ただし「どこまで食い下がることができるのか」には注目が集まります。
そしてスタートとなりますが、テスラ・モデルSプラッドが文字通り「ロケット」のような勢いでスタート。
この時点でウラカンEVOのドライバーにとっては絶望しかないのかもしれません。
ただし本当の悪夢はここからはじまり、どんどん引き離され・・・。
まだまだ離され・・・。
文字通りウラカンEVOは「点」!
数値的なものでいうと、1本目のレースだとモデルSプラッドは9.042秒、ウラカンEVOは10.83秒。
2本目はテスラ・モデルSプラッドが9.491秒、ウラカンEVOが10.847秒、そして3本目だとテスラ・モデルSプラッドが9.491秒、ウラカンEVOが10.897秒。
その差は1.4秒〜1.43秒といったところですが、その数字以上に見た目の差が大きく感じられ、もはやガソリンエンジン車、そして自然吸気エンジンではEVの加速に勝つことが出来ない、ということもわかります。※ウラカンEVOの名誉のために述べておくと、このタイムはけして遅くはない
テスラ・モデルSプラッドとランボルギーニ・ウラカンEVOがドラッグレースにて対決する動画はこちら
あわせて読みたい、ドラッグレース関連投稿
-
【動画】ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJとテスラ・モデルSプラッドとの加速勝負!もはや「EVでないとドラッグレースに勝てない」というのが常識となったようだ・・・
| いかに重かろうが、セダンだろうがSUVだろうがEVの強大なトルクには歯が立たない | 確実に「世代」が入れ替わろうとしている さて、納車が進むテスラ・モデルSの最高峰「プラッド」。現在数々のカーメ ...
続きを見る
-
【動画】チューンドGT-Rが同じ4WDレイアウトのランボルギーニ・ウラカン、アウディR8と加速を競う!栄冠はどのクルマに?
| いかにチューンしたといえど、GT-Rは登場から10年が経過している | さて、Carwowが「日産R35 GT-R、ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ、アウディR8」とのドラッグレースを動 ...
続きを見る
-
【動画】登場から14年が経過するR35 GT-Rは最新のポルシェ911ターボS、アウディR8に対抗しうるのか?ドラッグレースでは驚きの加速を見せる
| やはりポルシェ911ターボSの加速性能はずば抜けていた | さて、おなじみCarwowが「ポルシェ911ターボS(992)とアウディR8と日産R32GT-R NISMO」のドラッグレース動画を公開 ...
続きを見る
参照:DragTimes