BMWとアウディのドライバーは他メーカーに比較して圧倒的にサイコパス傾向が高いとの統計。「大きなグリル」「プレミアムメーカー」が共通項？

｜　さらにはエレクトリックパワートレーンを積むクルマのドライバーもサイコパス傾向が高いもよう　｜

なんとなく今回の統計には納得させられる

さて、世界中の統計において評判が悪いのがBMWのドライバー。

「割り込みが多い」「車線変更ばかりする」「ウインカーを使用しない」等の例がよく報じられていますが、たしかに先日、運転免許の更新に行った際に見たビデオの「悪い例」に出てくるクルマにもBMWが使用されており、「なるほどな・・・」と思った次第です。

日本においてはBMWよりもマナーのよろしくないと認識されているブランド、そして特定車種も存在するようですが（具体例を出したいのはやまやまだが、そのあたり察していただければと思う）、今回英国にて発表された統計によると「BMWのドライバーはサイコパス傾向が強い」とのこと。

BMWのドライバーはもっともサイコパス的傾向を示している

この調査はスクラップ・カー・コンパリズン社、そして市場調査会社である3ジェム車によってなされたもので、対象となったのは英国のドライバー2000人。

現在乗っている車のブランドやパワートレーン、ボディカラーを申告した上で、サイコパシーテストを行い、0～36点のスコアを出していますが（よくこんな調査を実施したな・・・）、0～18のスコアは健全な心を持つ人であることを示し、しかし19～26のスコアを持つ人はサイコパスの可能性を、そして27以上のスコアを持つ人はサイコパスの可能性があるという基準です。

幸いなことに2000人の参加者の平均スコアは6.6で、すべてのブランドのドライバーの平均スコアは18を下回っていたものの、上述の2社はどのブランドのドライバーが最もサイコパス的な傾向を持っているかを示すためにランキング表を作成したもよう。

その結果、BMWのドライバーの平均スコアは12.1で1位、2位はアウディのドライバーで11.7となったそうですが、この2つのブランドの共通点は「大きなグリルを持つこととドイツのプレミアム自動車メーカー」。

BMWとアウディが共通項を持つのは偶然のように思えるものの、調査会社によると「今回の調査の結果は、これらのドライバーが、表面的な魅力、壮大な自己価値感、反省や罪悪感の欠如といったサイコパス的特徴を示す可能性が高いことを示唆している」としており、大きなグリルやドイツ製のプレミアムブランドに魅力を感じるという性質が、すなわちサイコパス的傾向に結びついており、そういった傾向を持つ人々が選ぶのがBMWやアウディということなのかもしれません。※ただし両者のドライバーであっても、問題のない数値の範囲に収まっている

ちなみに日本だとBMWは一気に「あおり運転」によってその悪名を高めてしまい・・・。

福岡にて男子中学生をはねて死亡させてしまった危険運転の常習犯もアウディのドライバー。

たしかにBMWとアウディはサイコパス的傾向が突出していた

参考までにですが、他メーカーのドライバーの平均スコアはこんな感じで、やはりBWMとアウディのドライバーの数値が突出しているということもわかります。

なお、今回の統計では「パワートレーン別」「ボディカラー別」の傾向についても示しており、EVでは16点というずば抜けて高い数字を示し、続いてハイブリッドだと9.8、ガソリン車は7.0、ディーゼルでは5.2。

ボディカラーではゴールドが12.7、ブラウンが12.2、逆に低いのはシルバー（5.5）とレッド（4.9）。

さらに「希望ナンバー」だと13.8、そして通常ナンバーだと5.3という結果です。

これらを総合すると、「BMWやアウディでエレクトリックパワートレーン、ゴールドやブラウンといったボディカラーで希望ナンバー」がもっとも危なそうなクルマということになりそうですが、傾向としてはやはり「大きなグリル」「プレミアムカーメーカー」「エレクトリックパワートレーン」にも要注意なのかも。

ただ、今回の統計はあくまでも「傾向を示す」というものであり、必ずしも「そうである」と決めつけるものではないことには注意する必要があります。

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参照：Scrap Car Comparison