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2台しか製造されなかった「ダンケルグレー」のメルセデス・ベンツ300SLガルウイングが競売に登場!予想落札価格は1.9億円

投稿日:2022/01/22 更新日:

2台しか製造されなかった「ダンケルグレー」のメルセデス・ベンツ300SLガルウイングが競売に登場!予想落札価格は1.9億円

| ここ最近のクラシックカー、スポーツカーの値上がりを見るに、もっと高値で落札されるかもしれない |

メルセデス・ベンツ300SLガルウイングは「もっともコレクターの欲しがる」メルセデス・ベンツ

さて、オークションハウス、RMサザビーズの開催する競売に1955年製メルセデス・ベンツ300SLガルウイングが登場し、最高で165万ドル(日本円で1億9000万円くらい)で落札されると予想されています。

これは(高額な取引相場で知られる)メルセデス・ベンツ300ガルウイングとしても高価な部類であり、コロナ禍に入ってから価格が上昇している一つの例ということになりそうで、しかし最近の”予想を超える落札が相次いでいる”状況を鑑みるに、もしかすると予想落札価格を大きく超えて落札がなされる可能性があるかもしれません。

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メルセデス・ベンツ300SLガルウイングが製造されたのは1,400台のみ

なお、メルセデス・ベンツは300SSLガルウイングを1,400台製造していますが、そのうち530台が「シンプルなシルバー」。

ただし当時は9色を「標準ボディカラー」として選ぶことができたといい、さらにソンダーファーベン(特別色)プログラムによってカスタムカラーを選択することも可能だったとされています。

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そして今回出品されている300SLガルウィングのオーナーが選んだのは、ダークグレーの「ダンケルグレー」で、このカラーはわずか2台しか製造されておらず、もちろん今回の出品物はそのうちの1台ということに。

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出品情報によれば、このメルセデス・ベンツ300SLガルウイングは(新車時に)オハイオ州クリーブランドの男性に納車され、1971年11月まで保管されていたものの、その後オハイオ州ノース・ロイヤルトンのディーラーに売却。

1987年にはニュージャージー州のコレクター、フランク・ギャログリー氏が購入していますが、フランク・ギャログリー氏は自身の所有期間中、エンジンをリビルトし、車体を再塗装しています。

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その後さまざまなオーナーの手を経て2014年にフルレストアが開始されることになり、この過程において機械部品はリビルトされ、再びリペイントが施されるとともに300SLのエクステリアのクロームパーツも再メッキもしくはポリッシュがかけられ、さらにホイールもリビルト、加えてインテリアにも新しいヘッドライナーや高品質レザーの張替えといった大規模な作業が実施されています。

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メルセデス・ベンツ300SLガルウイングはこんなクルマ

メルセデス・ベンツ300SLは1954−1963年の間に製造され(ガルウイングは1957年まで)、「世界初のスーパーカー」、そして世界ではじめてガルウィングと直噴エンジンを採用したことでも知られます。※ガルウイングを採用したのは、レーシングカーとしての車体剛性を追求した結果としてサイドシルが高くなってしまい、その状態で横開きのドアを装着するととうてい乗り降りができず、その解決策としてこのドア形状を考案したためと言われる

もともと300SLはレーシングカーとして企画されたものの、北米のメルセデス・ベンツディーラーが300SLを見たところ、「これは売れる」と踏んでメルセデス・ベンツ本社とかけあい、ロードカーとして市販されたという珍しい経緯を持つモデルでもありますね。

メルセデス・ベンツ300SLはレーシングカーとして生を受けただけあって高性能車として知られており、搭載される3リッター直6エンジンは215馬力を発生し、最高速度は260km/h。

これは1950−1960年代のクルマとしては規格外の高性能ぶりであったと思われます。

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そのため当時、このクルマを運転中に事故を起こし死亡するケースが相次ぐことになり、「ウィドウメーカー(未亡人製造機)と呼ばれることになりますが、この不名誉極まりないニックネームを頂戴するのはこの300SLが初めてかもしれません(のちにポルシェ911GT2が襲名)。

生産台数としては300SLクーペが1,400台、300SLロードスターが1,858台という非常に少ない規模にとどまり、「もっともコレクターの欲するメルセデス・ベンツ」としても有名ですね。

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参照:RM Sotheby’s

 

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