| 確かに動画を見ると、全長5.8メートル、全高2メートルオーバーには見えない |
おそらく1月26日になんらかの情報提供があると報じられているが
さて、テスラ・サイバートラックの「ベータ」版とされる車両がリーク。
動画を見るに、おそらくは社内の関係者を呼んでのお披露目会のようなものを開催したようですが、そこでは自由に撮影が許されているもよう。
そしてその場で撮影され、Youtubeや各種SNSに画像や動画がアップされることとなっていますが、これもテスラの計画の一つなのかもしれません。
見た限りでは生産が可能な状態であるようにも
今回公開された動画を見るに、ワイパーそしてドアミラーが取り付けられており、サイバートラック「アルファ」に比較すると”より”現実的になっており、法的な要件を満たしつつあるように思います。
一方、ヘッドライトはまだプロトタイプの粋を出ていない、とも(動画の中で)コメントされているようです。
そのほかフロントフードが開くような構造を持たないように見えるといい、しかしテスラはフロントにもトランクがあると言及しているので、なんらかの方法にて開閉が可能なのだと思われます(クラムシェル型フロントフードがいったん前に出て、そこからガバっと開くのかもしれない)。
ドアからはオープナーが消えており、ドア開閉方法についてもなんらかの新しいデバイスが導入されるのかも。
ホイールはモデル3の「エアロ」、しかしエアロカバーが装着されていない状態だとされますが、「6穴」となっています。
サイバートラック「アルファ」のタイヤ外径は35インチでしたが、このサイバートラック「ベータ」ではやや小さく、33インチくらいに見える、というコメントも。
なお、「小さく見える」というと車体そのものも同様で、サイバートラック「アルファ」に比較すると小さく感じられ、もしかするとこれが先日ウワサの出た「サイバートラックの小型版」なのかも。
ちなみにサイバートラック小型版は(通常版より)10-20%小さいといい、全長5,880ミリ、全幅2,027ミリ、全高1,907ミリというコンセプト段階のサイズから格段に小さくなるとされています。
-
本当?テスラが「小型版サイバートラック、そしてサイバートラック市販モデルを3月に同時発表」とのウワサ
| サイバートラックは何かと遅延が報じられるが、テスラだけに「サプライズ発表」をやりかねない | 小型版サイバートラックが発表されれば欧州やアジアでも人気が出そう さて、様々な報道がなされるテスラ・サ ...
続きを見る
Cybertruck arrives at Giga Texas on 23 Jan 2022! It appears this is part of Tesla's Financial Results presentation upcoming on the 26th. Should be an exciting meeting with lots of product and timeline updates! You can see the arrival at 10:40 in my YouTube video @JoeTegtmeyer pic.twitter.com/A0cZY6xtWL
— Joe Tegtmeyer 🚀 🌔🪐 (@JoeTegtmeyer) January 24, 2022
テスラは1月26日に何らかの情報を公開?
なお、テスラは1月26日に決算報告会を行うと予告しており、ここでなんらかのサイバートラックに関する情報がアナウンスされる可能性も。
サイバートラック自体は2019年に発表されており、当初は2021年に発売が予定されていたものの、それが伸びて(現在では)2022年、もしくは2023年になる、ともいう状況です。
ただ、イーロン・マスクCEOは「なんらかの新しい情報」についても示唆しており、それが「生産開始時期を早める」ことなのか、それとも「サイバートラックの小型版を発売する」ことなのかは今のところなんとも不明。
しかしながら、リビアンR1Tの納車が開始され、フォードF-150ライトニングが発売され予約が開始された今、悠長に構えているわけにもゆかず、それはもちろん(常にライバルの動向を意識する)イーロン・マスクCEOがよくわかっていることだと思われます。
サイバートラックの生産が遅れている理由は現在(モデル3のときと違って)明かされていないものの、おそらくは”受注をさばききれていない(生産が追いついていない)”モデル3とモデルYの生産を優先する必要があり、フェイスリフト版のモデルSとモデルXの生産も開始せねばならず、要は「(開発が遅れたり品質に問題があるのではなく)ただ単位サイバートラックの生産が後回し」になっているだけなのかもしれません。
ちなみにテスラは2021年に、主には2つの工場(フリーモントと上海)にて生産を行っていますが、2022年にはテキサスとベルリンの本格稼働がプラスされ、もしかするとインド工場もここに加わる可能性があって大きく生産を拡大するものと思われ、新しい工場での生産が本格化すれば、サイバートラックを製造するための「余裕」も出てくる可能性がありそうですね。