え？北海道？レクサスが欧州市場限定にて「レクサスLC Hokkaido Edition」を80台限定で発売。北海道の温泉や火山をイメージ

｜　レクサスLC Hokkaido Editionは北海道の温泉や活火山をイメージ　｜

ボディカラーは4色のみ、インテリアは特別な仕上げに

さて、レクサスが欧州市場向けにレクサスLC「Hokkaido Edition」を投入。

これは文字通り北海道をイメージした特別仕様車ですが、モチーフは北海道の美しい火山、山林、温泉、道路であり、北海道はLFAやLCなどのスポーティなモデルを開発したレクサス士別の所在地でもある、とアナウンスされています（北海道と火山というイメージが結びつかなかったが、調べてみると北海道には31もの活火山があるらしい）。

なお、レクサスやトヨタは地名や日本っぽい名称を特別仕様車やボディカラーに付与されることがあり、レクサスLCだと、かつて「海苔」グリーンなるボディカラー名が（海外市場向けに）与えられたこともありますね。※日本ではテレーンカーキメタリックという名称を採用

レクサスLC Hokkaido Editionのボディカラーは4色

そして今回のレクサスLC Hokkaido Editionは「クーペ」「コンバーチブル」両方に設定され、ボディカラーはフレアレッド、ソニックプラチナ、Fホワイト、グラファイトの4色となっており、LCコンバーチブルのソフトトップにはブラックもしくはレッドが用意されています。

レクサスLC Hokkaido Editionの外観上の特徴としてはブラックのグリルにダーク仕上げのクロームパーツ、21インチサイズのホイール（ダイヤモンドカット）、そして、「アフターバーナー・スタイル」のテールランプ（これはどんなものか画像では判断できない）。

レクサスLC Hokkaido Editionのインテリアはダークローズとブラック仕上げ、さらにはレッド仕上げのセンタートンネルとセンターコンソールのほか、運転席側のドアとダッシュボードはレッド、それ以外のインテリアはブラックにまとめられ、これは「火山」をイメージした仕様なのだと思われます。

レクサスLC Hokkaido Editionのパワートレインは2種類

そしてこのレクサスLC Hokkaido Editionに積まれるパワートレインは2種類で、標準モデル同様に、LC 500hは、3.5リッターV6エンジンと2つのエレクトリックモーターというハイブリッドシステムを搭載し、最高出力354ps（264kW/359PS）、最大トルク500Nm（369lb-ft）。

LC 500のほうは自然吸気5.0リッターV8を搭載し、最高出力471ps（351kW/477PS）、最大トルク540Nm（398lb-ft）を発生します。

なお、レクサスLC Hokkaido Editionの生産台数はクーペ40台、コンバーチブル40台に限定され、販売は2022年4月より開始予定だとされ、販売地域は上述のとおり欧州市場に限定さますが、これまでの例から見て、「別の名前で」北米、そして日本市場に導入される可能性もあると考えられます。

なお、「Hokkaido Editon」専用のプレートが付与されていますが、欧州の人々にとって、北海道がどれくらい知られているのか、そしてどれくらいの訴求力があるのかは不明です。

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参照：Lexus