【動画】650馬力のランボルギーニ・ウルスと490馬力のテスラ・モデル3とのドラッグレース！ほぼ共通点のない両者なるもゼロヨンタイムは「ぴったり同じ」

｜　やはりテスラのクルマはどれをとっても抜群の速さを持つようだ　｜

更にテスラは実用性、リセールバリューなど高いレベルでのバランスを保っている

さて、いつも様々な内容のドラッグレース動画を公開しているCarwow。

スポーツカー同士といった「お決まり」のものだけではなく、SUV、EV、はたまたレーシングカー、そしてそれらの組み合わせなど様々なコンテンツを届けてくれるのが特徴です。

そこで今回はランボルギーニ・ウルス、そしてテスラ・モデル3という「全く接点の無い2台」を競わせており、その内容を見てみたいと思います。

テスラはすでに「ドラッグレースの王者」として認識されているが

まず片方の参加者は「テスラ・モデル3」。

テスラのクルマはいずれも「極端にドラッグレースに強い」ことで知られ、とくにモデルS、モデルXといった上位モデルはほぼ無敵状態です。

ただ、エントリーバージョンであるモデル3であってもその速さはよく知られており、加速だけではなくサーキット、そしてムーステストで見せるハンドリングの確かさも有名ですね。

今回ドラッグレースに参戦するモデル3は最上位グレードの「パフォーマンス」で、2つのエレクトリックモーターによって前輪と後輪とを駆動し、その出力は490馬力、トルクは660Nm。

対するランボルギーニ・ウルスは650馬力/850Nmを発生する4リッターV8ツインターボエンジンを搭載して4輪を駆動しますが、重量面ではウルスにビハインドがあり、モデル3よりも347kg重い2197kgとなっています。

ちなみにですが、ガソリン車の場合、その出力は「エンジン単体」のものがカタログ値として用いられ、実際に車両に積むとトランスミッションやデフなどでパワーをロスすることになり、4WD（フロントエンジン）だと最大でエンジン出力の25％を失う、とも。

それに対してEVはトランスミッションやプロペラシャフトなどを持たない分「ロスが少ない」と考えてよく、もしEVの出力表示が「モーター単体」で測られるのならば、実際に路上に伝わるパワーは「（仮にガソリン車とEVの出力が同じであれば）EVのほうが大きい」ということになりそうですね。

実際にドラッグレースを走ってみたらこうなった

そして実際にドラッグレースを走ってみた結果ですが、「意外」やランボルギーニ・ウルスとテスラ・モデル3はいい勝負を繰り広げます。

ただ、そのスタートには差があり、モデル3は数本走ってみても「安定した」スタートを切るものの、ウルスのほうは「当たり外れ」があるもよう。

ただ、これはウルスに限ったことではなく、ガソリンエンジン車全般に言えることで、むしろモデル3のほうが安定しすぎている、とも考えられます。

ちなみに両者の価格差は「4倍以上」となっていて、0-100km/hまでの加速タイムは両車とも3.6秒。

そして実際にゼロヨンを走ったタイムもぴったり同じ（これはかなり珍しい）。

車格も重量もパワートレインも出力もレイアウトも異なる両者であり、共通するのは4WDということくらいですが、ほぼ同じ加速特性を示し、同じタイムでゴールするところはなかなかに興味深い、と思います（それにしてもテスラの速さには驚かされる）。

ランボルギーニ・ウルスとテスラ・モデル3とがドラッグレースで競う動画はこちら

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