| さすがにナバラへとGT-Rのエンジンをスワップした例は見たことがない |
このクルマがドリフトするシーンはこれ以上ない迫力となりそうだ
さて、日産は「ナバラ」なるピックアップトラックを発売していますが、これは主に欧州そしてオーストラリアにて販売されており、つまり国内市場では販売されていないものの、一部では個人輸入が行われるなど日本でも人気が高いモデルです。
欧州での販売は(おそらく規制の関係で)すでに終了しており、しかしオーストラリアではまだ購入ができる状態で、さらには「次世代ナバラ」の開発も進められていると報じられていますね。
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このナバラはR35 GT-Rのエンジンを積んだ「ナバラR」
そして今回紹介するのは「ナバラR」なるクルマで、これはその名から推測できるようにR35 GT-Rのエンジンを搭載したチューンドカー。
ドリフトレーサーであるスティーブ・バグジー選手がSBモータースポーツへと製作を依頼したもので、パフォーマンスとビジュアル両方の側面からハードに改造がなされた”ヘビーモディファイド・トラック”です。
最も注目すべきはR35 GT-Rの3.8リッターV6ツインターボエンジンですが、このナバラRに搭載するために排気量が4.1リッターにまで拡大され、ギャレット製の巨大なターボチャージャーが組み合わせられることで出力は1000馬力にも達しています。
なお、トランスミッションはニュージーランドのドッドソン・モータースポーツがカスタムした専用のデュアルクラッチだといい、もちろん駆動方式は4WDです。
ちなみにステアリングホイールはGT-Rから移植され、そのほかいくつかの内装パーツもGT-Rからスワップされているようですね。
カーオーディオとインフォテイメントシステムはケンウッド製、メーターは競技用のデジタルディスプレイへと交換済み。
ナバラRの外観も超アグレッシブ
そしてこのナバラRの外観も大幅にアップグレードされており、フロントには専用のバンパーとスプリッター、さらに前後オーバーフェンダー、そしてそれをつなぐサイドステップ、そしてリヤスポイラーも。
足回りにもGT-Rのパーツが移植されているといい、サスペンションはKW製V4レーシングキット+HLS4油圧リフトキットが装着され、ホイールは純正の16インチから一気に20インチ(BBS製)へ。
なおブレーキシスtメウはアルコン製(フロント6ポット、リア4ポット)が装着されます。
ナバラにGT-Rのエンジンをスワップした例はおそらく世界初だそうですが、トラックは車体サイズが大きく、かつ一般的なドリフトマシンとはかけはなれた存在であることから(ビジュアル上の)インパクトも強く、今後は「(観客へのアピールを考慮し)トラックでドリフト」を行うドライバーが増えてくるのかもしれません。
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参照:Steve Baggsy Biagioni(Facebook)