【動画】1986年のポルシェ959ダカール仕様のカラーリングをそのままポルシェ944にコピー！さらには車高を上げた「サファリカスタム」がカッコいい　

｜ 今ならまだポルシェ944は驚くほど安く買える ｜

ただし数年後には手の届かない価格にまで上がってしまう可能性も

さて、ポルシェは992世代の911に「サファリ」を設定すると言われますが、ここ最近はずっと音沙汰のない状態。

そしてポルシェが911サファリ（ダカール？）を計画する前から個人やチューナー、ショップは独自に「車高の高い」ポルシェをリリースしており、今回紹介するポルシェ944サファリ「ロスマンズ」もその一台です。

ベースは1986年のポルシェ944

今回の944サファリ・ロスマンズのベースとなるのは1986年式のポルシェ944ターボ。

ちなみに1980年代のポルシェはラリーに注力しており、ちょうど1986年には959がロスマンズカラーにてパリ＝ダカールラリーに参戦した年でもありますね。

そしてこのポルシェ944サファリ・ロスマンズは見ての通り当時の959のカラーリングを忠実に再現しているわけですが（ゴッドリッチ製のタイヤを装着しているので、959での”DUNLOP”が”BF Goodrich”に変わったりはしているけれど）、ルーフラックにフルサイズのスペアタイヤ、ヘラー製ドライビングランプなど独自の装備も見られます。

ちなみにホイールはポルシェの純正品をホワイトにペイントし、タイヤはBFグッドリッチ製オールテレインT/A（215/75R15）。

サスペンションは新しくビルシュタイン製のショックアブソーバーとスプリングへと入れ替えられ、リフトアップとともにストロークを確保しています。

室内には強固なロールケージが組まれ、このクルマが「見かけだけではない」ということもわかりますね。

このクルマは近日中にコレクティング・カーズを通じてオークションに出品されると伝えられていますが、992世代の911サファリはもちろん、これまでの911をベースにした911サファリに比較すると「驚くほど安価」に購入できるものと思われます。

加えて、944はこれから価格上昇を期待できるポルシェの一台でもあり、今購入しておけば、数年経って売却する際にも損失を出さずに済むかもしれませんね。

インテリアもまた1980年代風

そしてこの944サファリ・ロスマンズのインテリアもまた味のある仕様を持っていて、1980年代のプレミアムカーによく見られた「バーガンディ一色」、一方ではカーボンファイバー製のシェルを持つコルビュー製バケットシートが現代風ではあるものの、その雰囲気は総じて「レトロ」。

おそらくダッシュボードはレザーからアルカンターラに張り替えられているものと思われ、ステアリングホイールも交換されているようですね。

トランスミッションには5速マニュアルが採用されており、センターコンソールにはレーシングカー風にカスタムされたカバー付きのスナップスイッチが装着されるなど、操作や見た目両方において楽しむことができそうな一台です。

このポルシェ944サファリ・ロスマンズを紹介する動画はこちら

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参照：Carbuzz