BMW M4 3.0 CSLの予想レンダリング！ボディパネル全入れ替えの割にM4の雰囲気を色濃く残しており、これで「8500万円」だったら売れないだろうとの声が多数

｜ 一方、現代の限定モデル人気を考慮すると一瞬で、そしてすでに完売している可能性も ｜

まだまだ発表されるまではわからないが、もう少し外観を変えてもよかったかもしれない

さて、BMWは「M4 CSL」にて伝統のCSL（クーペ、スポーツ、ライト）というネーミングを復活させていますが、BMW M社の50周年に当たる今年には大量のMカーを発表する計画を持っており、年内には「M4 3.0CSL」なるハードコアモデルのリリースも控えている状態。

そしてこの3.0CSL（名称はまだ決定していない）についてはまだまだ謎な部分も多く、ウワサ（といっても公然の秘密）では出力560馬力、トランスミッションは6速マニュアル、駆動輪は後輪のみ、そして限定台数は50台、価格ははんと8500万円くらいと言われます。

果たして完売しているのかしていないのか

そこで今回登場したのが、最近公開された一連の新型BMW M4 3.0 CSLのティーザー画像やスパイビデオを元にした予想レンダリングで、作成したのはおなじみロシアのKolesaですが、おそらくいつもどおり「かなり正確」なんじゃないかと思います。

ただ、このレンダリングを見るとけっこうM4のイメージを残していて（実際のM4 3.0 CSLもそうなると思う）、このデザインにて「8500万円」という価格を正当化できるかどうかはちょっと不明。

この高額っぷりは「ボディパネルを全部作り変える」という、とんでもなくコストのかかった特別仕様に起因するのだと思われますが、ボディパネルをすべて専用とする割には今ひとつ雰囲気がもともとのM4 CSLと変わらず、しかも出力が10馬力しか向上していないというところもすこし引っかかるところでもありますね（安全基準、法規、変更による様々なテストのやり直しを考えると、大きな変更はできなかったのかもしれない）。

たしかにコレクターズアイテムとしての価値は高いと考えられるが

もちろん、この出力でマニュアル・トランスミッションであったり、M4CSLよりもさらに軽量でありパワーウエイトレシオが大きく向上しているであろうこと、なによりも50台のみの限定であること、あの3.0CSLのオマージュモデルということを考慮するとコレクターズアイテムとなるのは間違いなく、しかしそれでも「やっぱり高いな・・・」というのが偽らざる心境です。

ちなみに現時点で完売しているのか、もしくはまだ注文ができるのかどうかはわかりませんが、現在の「限定車人気」を考慮すると、すでに完売しているのかもしれません。

参考までにですが、「ジュリアGTA」は限定台数すべてを売り切るのに相当苦労したという話も聞いており（こちらは500台限定ですが2000万円ちょっと）、それだけによけいBMW M4 3.0 CSLの状況が気になります。

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参照：Kolesa