｜ 紙媒体のザ・オフィシャル・フェラーリ・マガジンは、オンライン版よりもその密度が数段濃かった ｜
とくにプロサングエの技術解説、296GTBのデザインプロセスの公開は興味深い
さて、フェラーリ296GTBを注文してはや7ヶ月以上が経過していますが（納車まではトータルで2年かかる）、今日はフェラーリより「ザ・オフィシャル・フェラーリ・マガジン＝The Official Ferrari Magazine」が届くことに。
これは欧州（たぶん委託業者経由で）から届けられるもので、郵便局より国際郵便の配達があり、「はて、ランボルギーニ・マガジンが届くのは来年はじめのはずだが（年2回届く）」と思って開封したところ、予期せぬフェラーリ・マガジンであったわけですね。
ちなみにですが、最近欧州から届く郵便物は極力石油由来の素材を使用しないようになっていて、プラスチック製のテープすら使用されていないものが多くなっています（ビニール袋はおそらく再生素材）。
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ザ・オフィシャル・フェラーリ・マガジンにはこんなコンテンツが掲載されている
ちなみに「薄いザ・オフィシャル・フェラーリ・マガジン」と「分厚いザ・オフィシャル・フェラーリ・マガジン」との2つが一緒に届けられていますが、薄い方は日本語訳のダイジェスト版となっています（分厚いほうは全編英語）。
そこでざっとザ・オフィシャル・フェラーリ・マガジンの中身を見てみると、最初の方はスポンサー広告が多くなっており、しかし「プライベートジェット」「ヨット」など、その広告の内容が一般的な雑誌とはレベルが全く異なるのには驚かされるばかりです（あらためて、ぼくは自分が場違いなフェラーリの世界に踏み入れてしまったことに気付かされる）。
そしてコンテンツとしては発表間近のル・マン・ハイパーカーや・・・。
プロサングエに関する情報が掲載されており、その内容はフェラーリが公式にてオンラインに公開しているものよりもずいぶん詳しく解説された内容です（テクニカルな解説が多い）。
そのほかはフェラーリだけあってモータースポーツに関するコンテンツも満載。
296GTSに関する記載も見られます。
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ザ・オフィシャル・フェラーリ・マガジンには「みっちりフェラーリ」が詰まっている
そのほかはテーラーメイド（フェラーリのパーソナリゼーションプログラム）に関する記載や・・・。
フェラーリのデザインプロセスも。
こちらは296GTBのデザインに関する内容だったということもあり、非常に興味深く読むことができました（フェラーリは今でもアナログ的な手法を重視しているようだ）。
その他はフェラーリのクラシックモデルや・・・。
フェラーリがこれまでに経験してきた革新、そして・・・。
世界中で開催されたイベントなど。
もちろん日本のイベントも紹介されています。
世界最薄機械式腕時計、リシャールミル RM-UP01についての特集も。
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参考までにですが、ランボルギーニ・マガジンでは芸術、トラベル、ファッション、グルメなど幅広いジャンルをカバーしており、そして著名人のインタビューなども多数掲載されているものの、ザ・オフィシャル・フェラーリ・マガジンでは「ほぼフェラーリのことだけ」にフォーカスしており、その世界観の演出もまた「フェラーリらしい」ところだと改めて感じられます。
そして巻末にはフェラーリのチーフデザイナー、フラビオ・マンツォーニ氏が描いた若き日のエンツォ・フェラーリのイラスト、そしてエンツォ・フェラーリの名言も。
whoever comes after me has accepted a very simple inheritance : to keep alive the desire for progress that was pursued in the past.
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