| 一度はフェラーリ本社にて、自分のフェラーリの仕様を決めてみたいものだ |
ただし、日本にいても本社へ訪問するのと同じだけの自由なカスタムも実現可能
さて、人気ユーチューバー、Shmee150氏がフェラーリ本社を訪れ、本社内の「アトリエ」にて自分仕様のデイトナSP3を作るためのコンフィギュレーションを行うという羨ましい体験をYoutube上に公開。
動画にはフェラーリのデザインスタジオを率いるフラビオ・マンゾーニ氏も登場し、デイトナSP3のデザイン的見どころを紹介してくれるという豪華な内容になっていますが、ここでその様子を紹介したいと思います。
フェラーリ「アトリエ」とはなんぞや
ここはまずフェラーリ本社前。
ここから先に足を踏み入れることができるのはフェラーリ関係者のほか、フェラーリのオーナー、そして限られたインフルエンサーなどフェラーリが認めた人物のみです。
そしてこちらがアトリエ内部。
このフェラーリ・アトリエはかんたんに言うと「フェラーリのカスタムを行う場所」なのですが、基本的にすべてのフェラーリはオーダーメイドなので、フェラーリの購入者は各フェラーリディーラーにて専用コンフィギュレーターを使用しながら自分仕様のフェラーリを作ってゆくことになるわけですね。
そのためフェラーリの各ディーラーは”コンフィギュレーションルーム”として簡易的な「アトリエ」機能を備えていると考えていいかと思いますが、フェラーリによると、「アトリエ・フェラーリ」というのは専任スタッフがいる設備を指し、ニューヨークやロンドン、上海、東京など世界数カ所しか存在しないもよう(完全なるパーソナリゼーションプログラム、テーラーメイドもここでコンフィグレーションが行われるようだ)。※フェラーリを注文した割に、ぼくはこのあたりの理解が完全にできていないので、一度ちゃんと聞いてこようと思う
ちなみにボディカラーやステアリングホイール、その他オプションサンプルを展示するパネルは「アトリエ・パネル」、コンフィギュレーション中の車両を映し出すモニター含む壁面は「ブランド・エクスペリエンス・ビデオウォール」というようですね。
フェラーリのチーフ・デザイン・オフィサーも登場
そしてここで登場したのがフェラーリのデザイン責任者、フラビオ・マンゾーニ氏。
ちなみにぼくは同氏がチーフデザイナーになった後のインハウスデザインのほうが(ピニンファリーナ時代よりも)好みです。
動画ではデイトナSP3特有のテール部分や・・・。
リトラクタブルヘッドライトへのオマージュとなるデザインについても解説。
ちなみにこの動画はレゴの協賛にて制作されているので、レゴテクニックより発売されているデイトナSP3も登場。
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このファンキーな髪型の人(フェラーリのシャツを着てる)はレゴのデザイン責任者であるウィル・ソログッド氏。
その後は実際にデイトナSP3のコンフィギュレーションを開始
ひととおりデイトナSP3の説明を受け、レゴがいかに精巧にできているかを確認した後にはいよいよコンフィギュレーション開始。
フェラーリ側の担当者はパーソナライゼーションスペシャリストのフランチェスカさんです。
内外装のオプションをサンプルにて確認しつつ仕様を決めてゆくShmee150氏。
なお、オフィシャルフォトなどに採用されていた、そしてこのスタジオに展示されているデイトナSP3の内装はブルー(1960年代のレーシングカーをイメージしている)ですが・・・。
もちろんブラック(ヘッドレストの跳ね馬刺繍までもがブラック)への変更も可能。
そしてこちらが実際にコンフィギュレーションを完成させた状態のフェラーリ・デイトナSP3 ”Shmee150仕様”。
同氏はブルーやパープルをボディカラーに選ぶことが多く、アクセントにはイエローやオレンジを多用するので、その嗜好が存分に発揮された仕様となっています。
なお、フェラーリを新規注文した顧客であれば、本社を訪れて今回のShmee150氏のように、パーソナライゼーションスペシャリストからの提案を受けつつ自分だけの仕様を決定することが可能だそうですが、なかなか本社まで行けない場合は、フェラーリ本社と回線をつなぎ、「リモート・アトリエ」なるオンラインでのアドバイスを受けつつコンフィギュレーションを行うことも可能です(ただし時差の関係にて、フェラーリ本社の営業が開始される時間帯、つまり日本だと夕方以降しか原則対応できないようだ)。
人気ユーチューバーが「アトリエ」にてフェラーリ・デイトナSP3の仕様を決定してゆく動画はこちら
参照:Shmee150