| ここまでの希少GT-Rが揃うと常に窃盗グループから狙われていそうでちょっと怖い |
すべての在庫を合計するととんでもない額となりそうだ
さて、日産スカイラインGT-RはR32、R33、R34世代ともカルト的な人気を誇りますが、この中でまだ米国にて(通常の方法で)登録できないのがR34 スカイランGT-R。
アメリカには、「新車が発売された際、そのクルマがアメリカで発売されなかったのであれば、25年を経過するまではアメリカに輸入し登録できない」という25年ルールなる法律があり、R34 スカイランGT-Rのみがまだ「新車発売時から25年が経過しておらず」アメリカでは登録できないとされています(一方、走行距離が制限されるものの、”ショー&ディスプレイ”なる特例措置にて登録ができると言われている)。
2024年にはR34 スカイラインもGT-Rも25年ルールにてアメリカへの輸出が可能に
ただ、2024年にはR34 GT-Rの発売から25年が経過することになり、アメリカへの輸出ができるようになるということで、日本のR34 スカイラインGT-Rの在庫が一気に無くなると言われています。
もちろんすでに多くのショップや業者がR34 GT-Rを在庫として仕込んでいることが知られていますが、今回紹介するのは名古屋のガレージ・ディフェンド(Garage Defend)。
ユーチューバーによって店内の在庫車が紹介されており、文字通り「R34 スカイラインGT-Rの宝庫」となっています。
数あるGT-Rの在庫のなかから特徴的なモデルをいくつか紹介してくれ・・・。
ノーマルはもちろん改造車、コンプリートカーの姿もあるようで、こちらはボディのほうが悲鳴を上げそうなタワーバーの入ったR34 スカイランGT-R、
こちらのタワーバーも極太。
中には「超」レアなR34 スカイライン GT-Rの姿も
なお、これら在庫の中には希少なR34 スカイラインGT-Rの姿も見られ、こちらはなんとNISMO CRS(クラブマン・レース・スペック)。
ニスモが「サーキットと公道走行との両立」を目指し、サーキットを全開で走った後でも安心して自走し自宅に帰ることができるクルマをコンセプトに掲げたスーパースポーツですね。
R32、R33、R33、R34、R35各世代にこの「CRS」が設定されますが、R34世代だとタワーバー、フロア強化ブレース、パフォーマンスダンパー、R2エンジン、チタン製エキゾースト、Z-Tuneエアクリーナーダクト、オーリンズ製サスペンション他数々のアップグレードパーツが組み込まれます。
そしてこちらは1台しか作られなかったというゴールドのトミーカイラR(R34 スカイラインGT-Rベースのコンプリートカー)。
R33 GT-Rをベースにニスモがカスタムしたコンプリートカー、「NISMO 400R」。
さらにこちらはNISMO 400R LM(リミテッド)。
ボディカラーは専用色のチャピオンブルーです。
トミーカイラ35R(4ドアのR34スカイランGT-Rをベースにトミーカイラが製作したコンプリートカー)の姿も。※これは売り物ではないらしい
こうやって見ると、単にGT-Rの在庫を集めただけのではなく、「超がつくほどのレアな」GT-Rを揃えたコレクションだと言えそうですね。
R34 スカイラインGT-Rを中心とした希少なGT-Rのコレクションはこちら
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参照:SAMMIT, Garage Defend