| 新型カイエンはこのヘッドライトを採用する「第一号」となりそうだ |
フロントとリアはシャープに、しかしサイドはこれまでのままなのでちょっと「見慣れない」感も
さて、ポルシェは昨日「2024モデルとして発売される新型カイエンのインテリア」を公開したところですが、今回は実車のインフォテイメントシステムを撮影したものと思われる画像がリーク。
低解像度ではあるものの、フロントとリアから見たCG画像を確認でき、(フェイスリフト/マイナーチェンジ版の)新型カイエンがどういったデザインとなるのかを見ることが可能です。
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新型ポルシェ・カイエンは「EVっぽい」ルックスに
この画像を見て分かるのは、そのヘッドライトが「マカンEV(下の画像)」「ミッションR」のような横に長い形状を持ち、その中にバー状のクワッドLEDが収められていること。
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なお、ポルシェというと「カエル顔」のイメージが強いものの、ポルシェ初のピュアエレクトリックカー「タイカン」では横方向に長いヘッドライトが採用しており、その後に発表されたミッションRコンセプト(下の画像)、そしてスパイフォトが多数出回っているマカンEVでも同様に「横長」ヘッドライトが用いられています。
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ただ、現在のところ横長ヘッドライトが採用されるのはピュアエレクトリックモデルだけなので、今回の新型カイエン(ピュアエレクトリックではない)にこれを用いることはないかもしれないと考えていたものの、「まさかの」横長ヘッドライト。
つまり、ポルシェはこの横長ヘッドライトをEVだけではなくガソリン車にも採用するということになりますが、これは昨日公開された新型カイエンのインテリア(下の画像)も同様で、新型カイエンのインテリアはタイカンに大きく近づいています。
そのほか気づくのはヘッドライトの形状変更にあわせてフロントフェンダーとボンネット形状が変更されていること、フロントバンパー形状が変更されダクトが大きく立体的になっていること(いや立体的になってるのはバンパーか)で、全体的にはクリーン、そして未来的な雰囲気を持っているかのように見えますね。
一方、新型カイエンのリア周りの変更は大きくない
そしてこちらは新型カイエンのリアですが、一見するとテールランプ形状とリアハッチ形状、そしてリアバンパーのデザインが変更されているものの、フロントほどは変更度合いが大きくないもよう。
ただしこちらもタイカンによく似た雰囲気となっており、ポルシェはEV世代のカイエンの登場を待たずして「EVラインアップのデザインに寄せてきた」と考えることも可能です。
ポルシェはこの新型カイエンを4月18日に開催される上海もモーターショーにて発表するとしていますが、ニューモデルをアジア圏で発表する例はけっこう珍しく(過去にはパナメーラの例がある)、しかしそれだけ「中国はポルシェにとって、そしてカイエンにとって重要な市場」ということになるのでしょうね。
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参照:wilcoblok