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アストンマーティンがDB11の後継、「DB12」と見られる新型車を予告!新しい経営体制になって初の新型車となり「従来のGTカーの常識を書き換える」

アストンマーティンがDB11の後継、「DB12」と見られる新型車を予告!新しい経営体制になって初の新型車となり「従来のGTカーの常識を書き換える」

| アストンマーティンは自社の強みを究極まで磨き上げ、ライバルにはない強みとして活用の意向 |

新型アストンマーティンDB12は「今まで以上にアストンらしい」クルマとなりそうだ

さて、アストンマーティンがDB11の後継車、DB12(すでに商標が出願済み)とみられる新型車のティーザー画像を公開。

アストンマーティンによれば「クラスをリードするパフォーマンス、ドライビング・ダイナミクス、ウルトラ・ラグジュアリーの新時代がもうすぐそこまで来ているのです。新たなベンチマークを確立すべき時がやってきました」。

アストンマーティン会長、ローレンス・ストロール氏は「今後24ヶ月で8つのニューモデルを発表する」とコメントしており、そのひとつにして最初のクルマがこのDB12になるものと思われ、その発表は5月24日に設定されています。

アストンマーティン
アストンマーティンが「今後24ヶ月で8つの新型車を投入する」とコメント。F1由来の技術と同社の持つラグジュアリーを融合させた新セグメントを創設するもよう

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アストンマーティンDB12はどんなクルマに?

そこで気になるのが「新型アストンマーティンDB12がどんなクルマになるのか」。

前出のローレンス・ストロールCEOは、今後のアストンマーティンのコアバリューを「高性能と超高級」に設定しており、これは「F1に参戦するチームを持つ自動車メーカー」ということ、そして「貴族に愛されてきたクルマを作ってきたという歴史」を組み合わせたものだと思われ、この2つの相乗効果を発揮できるのはアストンマーティン以外には存在しないかもしれません。

F1チームを持つ自動車メーカーだとほかにフェラーリやマクラーレンがあり、しかしそれらはラグジュアリーを標榜した自動車メーカーではなく、よってアストンマーティンは「高性能と超高級」という2つの要素によって排他性を確保するということになりそうですが、今回のDB12はそれを体現する第一号ということになりそうです。

AstonMartin-DB12 (3)

なお、アストンマーティンは今後ミドシップスポーツにも本格参入することにも言及しており、その際にコメントしたのが「新しいセクターを創出する」。

つまりフェラーリやマクラーレンやランボルギーニと競合しない新たなるセグメントを自ら作り出すことを意図しているのだと思われ、そして今回のDB12のティーザー画像に添えられているキャッチコピーが「”グランド”だけでは物足りない」。

これはGT=”グランド”ツーリングカーにとどまらず、それ以上の領域に進出し、やはり新しいセグメントを作り出そうとしていることを予感させますが、アストンマーティンは「GT(フロントエンジン)」にせよ、「スーパースポーツ(ミッドエンジン)」にせよ、いすれにしても今までの概念を超えるクルマを作り出そうとしているのは間違いなさそうですね。

新型アストンマーティンDB12は「V8」のみ?

ここでこの新型アストンマーティンDB12に関するウワサをまとめてみると、まず搭載されるのはメルセデスAMGより供給される4リッターV8ツインターボのみで、V12エンジンの搭載は「なし」。

実際のところ、アストンマーティンは「DBS770 アルティメット」でV12エンジンに別れを告げているので、ここからV12エンジンが復活することはまずなさそうです。

ただ、このV8エンジンについては650-690馬力を発生させるといい、これまでのV8ツインターボに比較して100馬力以上、5.2リッターV12ツインターボに比較しても20-60馬力高い数字となるため、ライバルに対して十分な対抗ができるものと思われます。

AstonMartin-DB12 (2)

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そして今回公開されたティーザー画像からもわかるとおり、インテリアにおいては現行のアストンマーティンに搭載されている(メルセデス・ベンツより供給を受ける)COMANDベースのインフォテインメントを捨て、代わりに自社製のシステムを装着していることもわかります。

ちなみにですが、このシステムは「デュアルスクリーンにて作動する」と言われているようですね(ティーザー画像ではひとつしか確認できない)。

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参照:AstonMartin

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