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| ここ最近のブライトリングの多様性を示す新作がまたひとつ登場 |
これまでにない「クラシカルな」トップタイムの登場である
映画「007」シリーズにて時代を超えたエレガンスと洗練の象徴として輝き続ける「アストンマーティン DB5」。
アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームとブライトリングとはパートナーシップ関係にありますが、今回はその範囲が「F1を飛び越えてロードカーにも」及んでおり、このDB5をイメージした限定腕時計が登場し大きな話題となっています。
ベースとなるのは現行のブライトリングのラインアップ中ではぼくがもっとも気になっている「トップタイム」で、今回はこの「トップタイム B01 クロノグラフ 41 トリビュート トゥ アストンマーティン DB5(Top Time B01 Chronograph 41 Tribute to Aston Martin DB5)」について見てみましょう。
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この記事の要約(ポイント解説)
- 伝説の共演:1965年公開の映画『007 サンダーボール作戦』でショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドが着用したトップタイムと、愛車DB5の歴史的共演をトリビュート。
- DB5内装を再現したディテール:ウッド仕上げのインナーリング(ステアリングホイールモチーフ)、ウッドインレイ、ダッシュボード計器風の角丸スクエア(スクエアクル)サブダイアル、グラデーション加工のレザーストラップを採用。
- 全3モデルの特別仕様:ステンレススチール(1,022本)、スチール×プラチナベゼル(315本)、18Kレッドゴールド×天然オニキス文字盤(250本)を展開。
- 自社製Cal.01搭載:COSC認定クロノメーターの完全自社製ムーブメント「ブライトリング 01」を搭載し約70時間のパワーリザーブを実現。
映画史と時計史が交錯した「1965年の伝説」
1960年代、若者やスピードを愛する新世代に向けて誕生した「トップタイム」はブライトリングの挑戦的な意欲作として知られ、その名声を一躍高めたのが1965年に公開された映画「007 サンダーボール作戦」です。
劇中にてショーン・コネリーが演じた007の腕には(Qがガイガーカウンター機能を内蔵させた)カスタムバージョンの「トップタイム Ref.2002」が巻かれ、傍らにはボンドカーの代名詞「アストンマーティン DB5」が鎮座することとなり、「英国流のエレガンスと最先端のスパイガジェット、そしてモータースポーツの美学が完全に調和した」この瞬間は時計ファン・自動車ファンの間で今なお語り継がれる名シーン。
今回のトリビュートモデルは単なる復刻にとどまらず、DB5のコックピットに足を踏み入れた瞬間の高揚感を、時計の立体的な質感と素材使いで見事に表現する一本となっています。

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DB5の美学を落とし込んだ至高のディテール
文字盤周囲にはDB5のウッドステアリングを連想させる木製インナーリングを贅沢に使用しており(ウッドを使用する例は非常に珍しい。他によく知られるのはラルフローレン〜ただしこちらはアウターベゼル〜くらい)、ケースには1960年代のクロノグラフを思わせるクッションシェイプケース、四隅の溝加工(グルーヴ)、マッシュルーム型のプッシュボタンが採用されています。

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さらにインダイヤルには車載メーターを象った「スクエアクル(角丸四角形)」形状が採用され、手染めによるグラデーションレザーストラップは高級GTカーの上質なレザーシートにも通じる質感を醸し出すなど、ひと目見てこれまでのトップタイムとは全く異なる雰囲気を持つことがわかりますね。

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モデルラインナップ・仕様・スペック
今回の限定コレクションは、それぞれ異なる表情を持つ3つのバリエーションで展開され・・・。
1. ステンレススチール(シルバーダイヤル)
- 世界限定:1,022本
- 特徴:オリジナルのトップタイム Ref.2002に最も近いスピリットを持つベーシックかつ美しいモデルであり、サンレイ仕上げのシルバー文字盤にブラックのサブダイアルが映えるタイムレスなスタイリング。
2. スチール&プラチナベゼル(ブラックラッカーダイヤル)
- 世界限定:315本
- 特徴:艶やかなブラックラッカー文字盤にハイポリッシュ仕上げのプラチナ製ベゼルを組み合わせ、圧倒的な奥行きと重厚感を与えるハイエンド・コントラスト仕様。

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3. 18Kレッドゴールド(オニキスダイヤル)
- 世界限定:250本(シリアルナンバー入り)
- 特徴:ブライトリング史上初となる「天然オニキス」を文字盤に使用したフラッグシップ。漆黒の鉱石が魅せる唯一無二の光沢と18Kレッドゴールドの温かみのある輝きが最高峰のグランドツアラーに相応しいラグジュアリーを優雅に演出。

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スペック一覧表
| 項目 | 詳細スペック |
| モデル名 | トップタイム B01 クロノグラフ 41 トリビュート トゥ アストンマーティン DB5 |
| ケース径 / 厚さ | 41 mm / 13.8 mm |
| ケース素材 | ステンレススチール / スチール×プラチナベゼル / 18Kレッドゴールド |
| ムーブメント | ブライトリング自社製キャリバー01(自動巻きクロノグラフ) |
| パワーリザーブ | 約70時間 |
| 振動数 / 精度 | 28,800振動/時(4Hz)/ COSC認定クロノメーター |
| 風防 | 両面無反射コーティング済みドーム型サファイアクリスタル |
| 裏蓋 | シースルーサファイアクリスタル(アストンマーティン刻印入りローター) |
| 防水性能 | 100m(10気圧防水) |
| ストラップ | ハンドカラー・グラデーションカーフレザー(ベージュ裏地) |
結論
自動車史に刻まれる「アストンマーティン DB5」のクラフトマンシップとブライトリングが誇るクロノグラフの最新技術が融合した今回のコレクターズアイテム。
半世紀以上前にスクリーンの上で交わされた「スピード」と「スタイル」という約束が最高峰の時計製造技術によって現代のタイムピースとして見事に蘇り、しかし数量限定での展開となるため非常に価値が高く、よってラグジュアリーウォッチファンやアストンマーティンオーナー、そして007ファンにとって、2026年屈指の注目作となることは間違いものと思われます(007関連腕時計はいずれも高い資産価値を誇るが、今回のトップタイムは007の名が冠されないところが唯一の”残念”である)。
【関連知識・トリビア】映画史に残る「Qカスタム・トップタイム」のゆくえ
『サンダーボール作戦』でショーン・コネリーが着用した実際のプロップ(小道具)としての腕時計は撮影後に長いあいだ行方不明となっていて、しかし2012年、イギリスの蚤の市にて、なんとわずか25ポンド(約3,500円)で発見・購入されたという逸話が存在します。
その後、本物であることが鑑定され、2013年のクリスティーズオークションにおいて10万3,875ポンド(当時のレートで約1,600万円以上)で落札されたという「おまけ」もついており、今回のDB5トリビュートモデルは、こうしたロマンあふれる映画史の歴史的文脈をも背景に秘めているのだと考えると、よりいっそう魅力が増してくるようにも思えてくるから不思議ですね。
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参照:Astonmartin, Breitling











