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ヴィン・ディーゼル「ワイルド・スピードは11作で終わらず、12作か13作になるかもしれん・・・」。ユニバーサルの稼ぎ頭だけに延命もやむをえず?

ヴィン・ディーゼル「ワイルド・スピードは11作で終わらず、12作か13作になるかもしれん・・・」。ユニバーサルの稼ぎ頭だけに延命もやむをえず?

| 「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」の最終予告編も公開、この次の「最後の11作目」に期待がかかるところだが |

たしかに物語の収集が難しくなってきたので「延長」しても問題はなさそう

さて、5月19日に公開予定のワイルド・スピード最新作、「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」”最終”予告編が解禁されたところですが、ローマではグローバル・プレミア上映がなされており、その場で(同シリーズのプロデューサーでもある)ヴィン・ディーゼルが「ワイルド・スピードシリーズはまだまだ続く可能性がある」と示唆。

ワイルド・スピードシリーズについては、5月に公開される「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」が10作目であり、これは「(9作目からはじまる)最終三部作の真ん中」というポジションなので、つまりあと一作で同シリーズがフィナーレを迎える予定であったわけですね。

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ワイルド・スピードはユニバーサル・ピクチャーズの稼ぎ頭である

そして今回のヴィン・ディーゼルのコメントを見るに、「今回の三部作で終わって、その後に新しいストーリーが追加される」というわけではなく、今回の三部作が「引き伸ばされる」可能性があるもよう。

ヴィン・ディーゼルによれば「ユニバーサル・ピクチャーズが”ワイルド・スピード/ファイヤーブーストを二部作にできないかと尋ねてきた」ことを明かし、三部作を「四部作」や「五部作」にしたいという意向を持っていることが語られています。

これについては「事情としては理解できる」と考えていて、というのもワイルド・スピードシリーズはユニバーサル・ピクチャーズにとっての稼ぎ頭だから。

Vin-Diesel (3)

実際のところ、アニメシリーズやショー、その他諸々を展開していること、スピンオフシリーズを展開していることからもそれは理解でき、とにかくユニバーサル・ピクチャーズは(ディズニーにとってのスター・ウォーズと同じように)このシリーズをとことん活用したいと考えているのだと思われます。

そのためには死んでしまったはずのキャラクターが続々復活したり、それぞれのキャラクターにスポットを当てたサイドストーリーが展開され、それによって人気キャラクターを増やすことでスピンオフの可能性を拡大しているわけですが、ちょっと前には「ワイルド・ スピード/ジェットブレイク」はじめ、同シリーズの多くで監督を努めたジャスティン・リンが「(同じユニバーサル・ピクチャーズの人気シリーズである)ジュラシック・パークとワイルド・スピードとのコラボ」の可能性について触れたことも。

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意外とワイルド・スピード関連ライセンス製品は多くない

つまりワイルド・スピードシリーズはもはや「なんでもあり」の状態となっていて、しかしちょっとディズニーやマーベルと異なるのは「意外とコラボ製品やライセンス商品が少ない」ということ。

ワイルド・スピードに製品が登場したことでスパルコの販売は15倍にも伸びたことが報じられていますが、それでもスパルコとワイルド・スピードとのコラボモデルは発売されていないように見え、たとえばシューズやアパレル、ステアリングホイールといった(スパルコ製品との)コラボレーションが行われていない、ということですね(もしかすると日本に入っていないだけで、アメリカではけっこう出回っているのかもしれない)。

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これは実車においても同様であり、トヨタ、マツダ、ホンダ、そしてフォードやダッジにおいても「ワイルド・スピード・エディション」といった特別仕様車や限定モデルが発売されておらず(これは利益獲得のほか、話題作りにも有用である)、ディズニーやアイアンマンはじめとするマーベルキャラクター、DCコミック、そしてバービーにも「コラボレーションカー」が存在することを鑑みるにちょっと意外。

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たしかにディズニー、マーベル、DCコミック、バービー含むマテル社は「キャラクターや製品を売ること」が主目的なので、ワイルド・スピードシリーズとはまたポジションが異なることはわかるものの、ぼくとしては「せっかくワイルド・スピードはクルマの映画なので、自動車や関連製品とコラボレーションを行ったほうが露出や収益が増加するんじゃないか」と考えたりするわけですね。

Vin-Diesel (2)

「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」最終予告編はこちら

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