| いかにプロスケートボーダー、タイショーン・ジョーンズのスキルが優れているとしても、さすがにフェラーリ・モンツァSP2を貸し出すのには勇気がいる |
ともあれ、オーリーが無事に成功して一安心
さて、人気プロスケートボーダー、タイショーン・ジョーンズがなんとフェラーリ・モンツァSP2の上を飛び越えるというスタントを披露。
タイショーン・ジョーンズ「Thrasher(スラッシャー)」誌のスケーター・オブ・ザ・イヤーを最年少で2度受賞した人物ですが、今回のスタントを(モンツァSP2の取引相場になぞらえ)”500万ドルのオーリー(ジャンプ)”だと表現しており、いかに腕利きのスケーターといえども緊張を隠せなかった様子も伺えます。
フェラーリ・モンツァSP2を所有するのはレコード会社重役
なお、タイショーン・ジョーンズのインスタグラムへの投稿によると、このフェラーリ・モンツァSP2の所有者はレコード会社にて重役を務めるスティーブン・ビクターなる人物で、同氏はタイショーン・ジョーンズを信頼して今回のスタントに快く自身のフェラーリを提供してくれたのだそう。
動画を見るに、安全を確保するために道路を封鎖してのチャレンジを行っているようですが、そのぶんギャラリーも多数おり、まさに「失敗は許されない」状態です。
まずはスピードを乗せてガーっと滑ってきて・・・。
ガツンとジャンプ!
高さは十分!
タイショーン・ジョーンズはこの難しいスタントを見事成功させる
しかしギリギリの飛距離ながらも見事この「高価な」チャレンジに成功し・・・。
危なげなく着地。
そのまま滑走してスタント終了。
なお、タイショーン・ジョーンズはフェラーリに対して自信をアンバサダーとして雇うべきだと主張していますが、けしてこれは「無謀な申し出」でもなく、というのもすでにアディダスとのパートナーシップ契約を結んでおり、シュプリームとのコラボレーションも成功させているため。※つまり多くの企業が注目している人材である
ただしフェラーリは会社の方針として「プロモーション(いわゆる一般向けの広告宣伝)を行わない」というものがあり、よってアンバサダーを起用してのプロモーション活動を行うことはないかもしれませんね。
参考までに、タイショーン・ジョーンズは過去にもメルセデス・ベンツのルーフの上を飛び越えるというスタントを披露したことがあり、しかしこちらは高さのあるプラットフォームを利用して(低い位置にあるメルセデス・ベンツに向けて)ジャンプを行ったもので、難易度からすると今回の「フェラーリ・モンツァSP2越え」のほうがずっと上。
そして今後、その技に磨きをかけ、さらなる挑戦を見せてくれるのかもしれません。
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