｜ ボクはノーランのフルフェイスヘルメットにつき、視界の良さ、風の巻き込みにくさを高く評価している ｜
もちろんイタリア製品ならではのデザイン性の高さも見逃せない
さて、ノーランのヘルメット「N702GT」を購入。
このN702GTは先代「N44 EVO」のアップデート版という位置づけです。
ちなみにぼくはN44 EVOの前のN44を使用していたことがあり、その際にはノーランのヘルメットに対して非常にポジティブな印象を持っており、それが今回の購入に繋がったわけですね。
なお、カラーはCB250Rにあわせて「マットブラック」を選んでいます。
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ノーランN702 GTはこんなヘルメット
そこでこのノーランN702GTをざっと見てみたいと思いますが、これは「サンバイザー内蔵、ヘルメットの下半分を外すことができジェットヘルメットにも変更可能」というノーラン得意の万能ヘルメット。
そしてノーランはイタリアの会社なので高いデザインを誇ることが特徴で、こういったダクトや・・・。
トップに・・・。
エンド部もさすがのイタリアンデザインといった感じ（グロスブラックのパーツが組み合わせられているあたりもCB250Rとよくマッチしている）。
こういったデザイン性はアライやショウエイ、OGKなど日本のメーカーでは見られない部分でもあり、一部の「エッジの立った」デザインを持つバイクにはよく似合うんじゃないかと考えています。
ノーラン N702 GTはデザイン性に特化しただけのヘルメットではない
そしてこのノーランN702 GTは外見にだけ注力がなされたヘルメットではなく、非常に高い機能性を誇っていて、まず注目すべきはこの広いシールド部分であり、これによって良好な視界を確保することができるわけですね。
帽体（シェル）はレキサン樹脂（ポリカーボネート）製。
あご紐の着脱は操作が容易なワンタッチバックル。
サイドのレバー操作によって・・・。
サンバイザーを下ろすことが可能です。
サンバイザーの格納はワンタッチ。
パッドはかなり分厚く・・・。
ドローコードによってインナーを絞って装着時の密着性を高めることも可能（これはN44にはなかった機能）。
さらに顎部分にはカバーが付いており、顎の下から風が侵入しにくい作りになっています（冬季にバイクに乗る人ならこのパーツのありがたさがわかると思う。ちなみに素材や形状はN44から大きく進化している）。
サイドには「ウイング」がついていて、ヘルメットに当たった風を左右に流す構造を持っていますが、これはN44から継続されたところであり、しかしN44では樹脂製あったものが（N720GTでは）シンセティックレザー張りによる上質なパーツへと置き換えられることに。
つまりは細部に至るまでたゆまぬ進化が見られ、よって「ノーランは優れたメーカーである」と判断して良いかと思います。
ただし風が入り込みにくい構造を持つぶん開口部はかなり狭く、つまり被ったり脱いだりしにくいのが珠にキズ。
そのほか、もちろんインカムにも対応し・・・。
後続車のヘッドライトを反射するリフレクターも。
スライダーには操作を確実にするための滑り止めも。
CB250Rの車体とはなかなかマッチングが良いのではないかと思います。
以前使用していたノーランN44と比較しても各部の質感や機能が大きく向上し、そして日本製のヘルメットとは大きく異なる考え方や構造、デザインそして仕様を持っており、こういった選択肢もいいかもしれませんね。
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