| ミドシップ化されたコルベットはこれまで順調に予定を消化しニューモデルを発表している |
おそらくこのコルベットZR1はニュルでも相当に上位へと食い込むことになるだろう
さて、ミドシップ化された現行世代のコルベットは「毎年1車種づつ」バリエーションを増加させてゆく計画を持っていると言われますが、スティングレイ、Z06、E-rayに続くバリエーションとして今回ニュルブルクリンクを走るZR1の試作車と見られる車両が目撃されています。
ここ数週間の間にニュルブルクリンクを走るコルベットZR1のプロトタイプの画像が多数出回っているものの、今回の動画に登場する個体は(ナンバープレートから判断するに)それらとは異なるものだと思われ、シボレーは相当数のプロトタイプを走らせているということなりますね。
コルベットZR1のテールパイプには「奇妙なパイプ」も
そして動画を見てみると、まずはニュルブルクリンク近郊から出てくるコルベットZR1のプロトタイプ。
かなり鮮明な画質にて捉えられていますね。
そしてニュルブルクリンクへと向かいます。
なお、コルベットの各グレードともに固有のサイドエアインテークを持っていますが、このZR1もまたほかのコルベットと異なるエアインテークを持つのかもしれません(リアフェンダー上には、ほかモデルにない突起が見える)。
テールパイプには不可思議なパイプが取り付けられていますが、これはおそらくニュルブルクリンクの「騒音規制(130デシベル)」を超えないようにするための対策だと思われます(ニュルブルクリンクはじめ、いくつかのサーキットには騒音規制がある)。
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新型シボレー・コルベットZR1は850馬力を発生させると見られている
ちょっと興味を惹かれるのは「フェラーリやランボルギーニのような、大きなディフューザーを備えないこと」で、しかしこのZR1はそれらスーパーカーと対等もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮することを目標としているため、大型ディフューザーがなくとも必要なダウンフォースを発生させることができるのかもしれません。
なお、コルベットZR1は、Z06に積まれる5.5リッター・フラットプレーンクランクV8エンジン(670馬力)をツインターボ化したエンジンが搭載されるものと見られており、おそらくは850馬力 / 1,118Nmもの出力を発生するものと見られます。※さらに恐ろしいのは、1,000馬力を発生するZoraなるバリエーションが投入さえっることである
シボレー・コルベット「ZR1」と見られるプロトタイプがニュルを走行する動画はこちら
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参照:CarSpyMedia