トヨタがエレクトリックスポーツ「FT-Se」、SUVタイプ「FT-3e」のティーザー画像と情報を公開。FT-Seは2021年に発表の「スポーツEV」発展版か

｜　現在のところスペックは非公開、しかし「ドライバビリティとエアロダイナミクスを徹底的に追求」　｜

現行のe-TNGAか新しいプラットフォームを使用するのかについてもわからない

さて、トヨタがジャパンモビリティショーに展示するコンセプトカー「FT-3e」と「FT-Se」のティーザー画像を公開。

いずれもバッテリーEV（BEV）となりますが「FT-3e」はSUV、「FT-Se」はスポーツカーだと紹介されており、両者ともこれまでのトヨタの市販車にはないデザインを持つことがわかります。

トヨタ FT-Se（エフティー エスイー）はこんなクルマ

そこでこれらのコンセプトカーについてわかっている範囲を紹介してみると、このFT-Se（一番上の画像）はGRバッジがついていることでもわかるとおりToyota Gazoo Racingより（市販の際に）リリースされることになるものと思われ、トヨタいわく「カーボンニュートラル時代にトヨタが提案するスポーツカーの新しい選択肢」。

基本コンポーネントはFT-3eと共有することになるそうですが（プラットフォームやエレクトリックモーター、バッテリー構成については言及されていない）ドライバビリティとエアロダイナミクス（”ワンフォームシルエット”と紹介されている）をさらに進化させ、さらにはOTA（無線アップデート）に対応することで機能を向上させてゆくことができるもよう。

なお、このFT-Seにつき、ピラー形状やボディサイド、フェンダーの盛り上がりから判断するに、2021年12月に公開されたスポーツEV（SPORT EV）の発展形だと考えていいかもしれませんね。

なお、このスポーツEVについても詳細が明かされてないままですが、タイヤとボディとのバランス、ホイールベースから見て結構コンパクトに属するものと思われます。

そのほか、このFT-Seについては「次世代コクピットデザインを採用」「インパネを低く設計し前方の視界を改善」「コーナリング時のGにドライバーが耐えうるよう、新形状のニーパッドを採用」したとアナウンスされています。

トヨタ FT-3e（エフティー スリーイー）はこんなクルマ

そしてもう一方のSUVタイプ、FT-3eについては「先進性と美しさとを両立」するクルマだと紹介され、ボディサイドに装着されたデジタルサイネージに様々な情報を表示することが可能となっているのだそう（ティーザー画像では確認できない）。

分類上はSUVとなるものの、EVならではのキャブフォワード形状を持ち、リアセクションは「クーペ風」。

LEDバー、別体フェンダーアーチ、ボクシーなスタイルなどはクラウンスポーツやレクサスGXを連想させます。

おそらくは2012年12月に発表されたいくつかのSUVのうち、おそらくは「前列のどれか」かもしれませんね。

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参照：TOYOTA