| ウインカーはバンパー内に格納された六角形のエレメントが担当するようだ |
様々な動画を見る限り、ウラカン後継モデルは「かなりの完成度」のところまで来ている可能性が高い
さて、最近になって目撃頻度が上がってきているランボルギーニ・ウラカン後継モデル。
先日は欧州の峠道を走るプロトタイプが目撃されていますが、今回はそれとは別のプロトタイプが動画に収められています。
なお、フロントフード上にはガヤルド(初期モデル)のヘッドライトを模したステッカーが貼ってあるものの、その位置が少し「ずれて」おり、ここから判断するに、今までに目撃された試作車とはまた別の個体であることがわかりますね。
やはりウラカン公開モデルはV10エンジンを捨てる?
なお、これまでに公開されたスパイビデオ、そして今回公開された動画に収録されたサウンドから判断するに、これまでの5.2リッターV10を捨てる可能性が非常に高く、断言はできないものの「音が軽い」ようにも聞こえます。
これまでに伝えられた情報によると、ウルスPHEVと同じ4リッターV8ツインターボエンジンを搭載することになり、エンジンと(新しい)8速トランスミッションとの間にひとつのモーターが組み込まれると言われていて、これはエンジン型式こそ異なるもののレブエルトと共通する手法です。
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実際のところ、同じ構造を採用したほうが設計や制御、そして製造の際に効率化を図れる可能性が高く、よってこの説は「真実味が高い」とも考えていますが、ウラカン後継モデルには4WDもラインアップされるはずであり、その場合はもちろんフロントにもエレクトリックモーターが搭載されることになるものと思われます。
ただ、フロントに2個のモーターを搭載すると「レブエルトと同じ」となってしまい、いかにガソリンエンジンのサイズやボディ構造が異なるといえども差別化が難しくなり、さらには価格設定をどうするのかという話も出てくるため、フロントに積まれるモーターは「ひとつ」なのかもしれません。
そしてこのフロントモーター搭載モデルが標準仕様、ここからフロントモーターを取り除いたのが「RWD」(これを実現するためにもリアにモーターを仕込む必要がある)、さらにエレクトリックモードではエンジンとトランスミッションとの間に格納したモーターによって走行する、ということになるんじゃないかと考えています。
ランボルギーニ・ウラカン後継モデルのプロトタイプを捉えた動画はこちら
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参照:Acriore