| サイバートラックは文字通り「タフガイ」のためのクルマだと言えそうだ |
なお、EVはアメリカだと弱者のクルマだと思われているという統計結果も
さて、テスラ・サイバートラックは2019年にコンセプトモデルとして発表された段階から「防弾、対生化学兵器対応」を掲げていましたが、今回の納車開始イベントにあわせ実際にその防弾性能を証明する動画を公開することに。
この動画は45口径トミーガンサブマシンガン、9mmグロックハンドガン、9mmMP5-SDサブマシンガンという3つの異なる火器を使用してサイバートラックを銃撃するという過激なものですが、実際にサイバートラックのウルトラハードステンレス外装は見事にその銃弾を受け止めています。
車体を「貫通」した銃弾はひとつもない
この動画を見て驚かされるのは「いずれの弾丸も外板を貫通していないこと」。
まずはトミーガンだと・・・。
超スローモーションカメラで撮影されている映像が公開されており、弾丸がボディに近づいて・・・。
ボディ表面にヒットして弾頭が潰れ・・・。
そのインパクトでステンレス表面が波打っており、いかにそのインパクトが強烈であるかがわかりますね。
そして弾丸の破片が四散。
さらにはグロックで銃撃しても問題なし。
貫通力が高そうなMP5-SDに対しても高い防御性能を発揮します。
テスラ・サイバートラックに用いられるウルトラハードステンレスは"超硬30倍冷間圧延ステンレス鋼 "と呼ばれるもので、自動車技術会(SAE)によると一般的なスチール製ドアパネルの厚さは0.7〜1ミリではあるものの、サイバートラックのステンレススチールはなんと3ミリ。
この厚さに加えてステンレス特有の「破断しにくい」性質と相まって高い防弾性能を発揮しているわけですね。
本当にここまでの防弾性能が必要なのか?
そこでちょっと疑問に思うのが「ここまでの防弾性能が必要なのか」。
どう考えても日常生活で銃撃される機会はまずないように思われるものの、しかしアメリカではテスラに対する危険行為が多数報じられ、中には実際に銃撃されて弾丸が貫通した例もあるので、このサイバートラックの防弾性能はオーナーへとある種の安心感を与えることになるのだと思われます。
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Feat of Strength 1: Shots fired pic.twitter.com/aPfpQuMXvc
— Tesla (@Tesla) November 30, 2023
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参照:Tesla