ジラール・ペルゴ最新作「ネオ ブリッジ アストンマーティンエディション」発売。マイクロローターはDB12のブレーキをイメージ、「ブリッジ」もグリーンに

｜　ジラール・ペルゴ伝統の「左右対称」、そして150年以上の歴史を誇るブリッジが最新の手法にて表現される　｜

しかもムーブメントは「表裏」反対に組み込まれるなど革新性が光る仕様に

さて、アストンマーティンとパートナーシップ関係にあるジラール・ペルゴが新作「ネオ ブリッジ・アストンマーティン・エディション（NEO BRIDGES ASTON MARTIN EDITION）」を発売。

ちなみにこの「ブリッジ」につき、1860年代にジラール・ペルゴが「単なる腕時計の構成部品であったブリッジを、目に見える形でデザインに取り入れた」もので、見えないものを視覚化するという同ブランドの伝統的なコンセプトそのものでもあり、「GIRRARD PERREGAUX」のフルロゴの下にある矢印みたいな棒がその「ブリッジ」です。※つまりこのブリッジはジラール・ペルゴのアイコンでもある

ネオ ブリッジ・アストンマーティン・エディションはこんな腕時計

そこでこのネオ ブリッジ・アストンマーティン・エディションを見てみると、これは「DB12にインスパイアされた最新作」で、世界限定250本、その価格は4,961,000円に設定されています。

ケース直径は45ミリ、素材はチタン（ブラックDLC）で・・・。

そのブリッジはアストンマーティンらしいグリーン。

ちなみにマイクロローターはアストンマーティンDB12のブレーキシステムにインスピレーションを受けているのだそう（最近はマイクロローターを採用するブランドが増えてきたように思う）。

ブリッジやダイヤル上のパーツはサンドブラスト仕上げ（これも最近の新作腕時計でけっこうよく見るようになった）、そしてブラシ仕上げのグレー、シルバーの歯車や針にインデックスが組み合わせられ、メカニカルでシャープな、そして精密な印象を受け、それはまさにアストンマーティンのクルマそのものといった感じですね。

ちなみに「左右対称」の構造を持つのもジラール・ペルゴの伝統であり、この「ネオ ブリッジ」シリーズは伝統そして革新が詰まった名作だと考えています。

ケースバックはスケルトン、そしてサファイアクリスタルにはアストンマーティンのウイングエンブレム。

なお、裏面にはローターが見えず「手巻き」ムーブメントのようにも見えますが、これはジラール・ペルゴはムーブメントの表裏をひっくり返しているためで、本来ムーブメントの「表」となる部分が「裏」になっているから。

そのため、スケルトン仕様の文字盤からは「本来裏面にあるはずの」マイクロローターを見ることが可能です（キャリバー GP08400-2164）。

ストラップはラバー製で、ファブリック調の表面を持ちステッチが入りますが、これもまたここ数年で「定番」となった腕時計業界の新仕様（クロスを使用したストラップに比較すると耐久性が高くメンテナンスが容易である）。

ネオ ブリッジ・アストンマーティン・エディションのプロモーション動画はこちら

合わせて読みたい、ジラール・ペルゴ関連投稿

参照：GirardPerregaux