| ボクはジラール・ペルゴを買うなら「ロレアート」だと考えている |
ジラール・ペルゴはまだそこまで需給が逼迫しておらず「買いやすい」状況にある
さて、最近急激に勢力を伸ばしている腕時計ブランド、ジラール・ペルゴ。
その躍進の原動力となっているのは「ロレアート」シリーズですが、ここでその歴史について触れておくと、1971年にスイスのラ・シュオー=ド=フォンにて設立され、ムーブメント含めて一貫生産を行う”マニファクチュール”として知られます。
ちなみに腕時計の量産を世界で最初に行った腕時計メーカー、日本にとっては最初に「正規代理店を置いて」販売した腕時計メーカーでもありますが、その後スイスの腕時計メーカーの例にもれずクオーツショックにて瀕死の状態となり、しかし「GP7000」のヒットによって息を吹き返すことに。
フェラーリとパートナーシップ契約を結んだこと、島耕作の愛用腕時計としても有名で、最近だとアストンマーティンとのコラボレーション契約、そして「スイス初のクオーツ式腕時計量産メーカー」としての矜持を示すべくリバイバルした「キャスケット2.0(買いそびれた。現在はかなりのプレミア価格で取引されている)」の瞬殺(完売)も記憶にあたらしいところですね。
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ジラール・ペルゴはけっこうヒット作が多い
こんな感じで何かと「世界初」「日本初」だったり、様々な場面での露出があったりするのがジラール・ペルゴですが、正直ぼくは今まで一本も購入したことがなく、しかしいつかは買わねばならないと考えているブランドのひとつ。
なお、つきあいのある腕時計販売店、カミネさんでは扱っておらず、大阪だと阪急うめだ店、高島屋ウォッチメゾン、大丸大阪心斎橋ウォッチサロン、OOMIYA心斎橋での扱いがありますが、今後のことを考えるとOOMIYAさんにて購入するのがいいかとも考えています(OOMIYAさんでは、いくつかカミネさんで扱っていないブランドを取り扱っている)。
ジラール・ペルゴのラインアップとしては「ロレアート(LAUREATO)」「ブリッジ(BRIDGES)」「1966」「ヴィンテージ1945(VINATGE 1945)」「キャッツアイ(CAT'S EYE)」がありますが、ロレアート、そしてヴィンテージ1945、1966あたりは「ちょっと欲しい」と考えるシリーズですが、ぼくにはドレスウォッチが似合わないので、現実的にターゲットとなるのがロレアート。
参考までにですが、ジラール・ペルゴはまだまだこれから評価が高まる可能性があり、しかし今だとまだ人気モデルであっても「手に入れやすい」状況でもあり、「今、狙い目な」ブランドの一つかもしれません。
ロレアートに新作「グリーンダイヤル」が登場
そこで今回そのジラール・ペルゴから魅力的なニューモデルが登場していて、それは「ロレアート42ミリ グリーン(1,793,000円、11月発売)」。
ちなみに(メンズの)ロレアートには3針モデルとクロノグラフがラインアップされていますが、この3針モデルは厚さが10.68ミリしかないのでビジネスシーンにもマッチし、スーツでも違和感のない腕時計だと認識していて、おまけにカジュアルにも使えそうな一本。※ぼくはスーツにもマッチする腕時計をずっと探しているが、未だに買えずにいる状態
さらに現在腕時計業界にて流行中(ロレックスだけではなく、パテック・フィリップ、ウブロ、タグ・ホイヤー、ブライトリング、オメガなども続々参入)のグリーンダイヤル採用とくれば否が応でも注目度が高まるというもので、ジラール・ペルゴによると、このグリーンは「時代に左右されないエレガンス、色褪せない魅力」を象徴するといい、まさにそれは1975年に誕生し、現代に至るまで不変の人気を誇る「ロレアートのストーリーそのもの」。
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なお、このロレアート42ミリ グリーンの文字盤に採用されるのは「クル・ド・パリ(ピラミッドみたいな突起が並ぶ)」パターンで、これによって(オーデマピゲのタペストリーのように)複雑な陰影を醸し出します(サンレイ仕上げもいいが、このクル・ド・パリも捨てがたい。サンレイ、クル・ド・パリともに現在ぼくが所有する腕時計にはない文字盤のフィニッシュであり、グラデーションとともに、どこかで手に入れたいと考えている)。
採用されるムーブメントは自社製のGP01800(パワーリザーブは54時間)で、ケースバックはスケルトン。
そしてスケルトンの面積が広いので地板のペルラージュ仕上げやコート・ド・ジュネーブ装飾といった美しい加工を見ることが可能です。
ジラール・ペルゴ ロレアート42ミリ グリーンのプロモーション動画はこちら
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