| ロレアート・グリーンセラミックの針はアストンマーティンの軽量性をイメージしたスケルトン仕様 |
文字盤には「Aston Martin」のロゴはなく、裏蓋にはウイングマーク入り
さて、アストンマーティンと高級腕時計メーカー、ジラール・ペルゴ(Girard Perregaux)は現在パートナシップ関係にあり、比較的頻繁に新製品をリリースしていますが、今回は「LAUREATO 38 MM GREEN CERAMIC ASTON MARTIN EDITION(3,278,000円)」「LAUREATO 42 MM GREEN CERAMIC ASTON MARTIN EDITION(3,388,000円)」の二本を発表することに。
両者ともフルセラミック(グリーン)製のケースとブレスレットを持ち、しかし”サイズ違い”という設定です。
ちなみに42ミリのほうは388本、38ミリの方はわずか188本のみという限定生産となっており、発売は6月を予定している、とのこと。
ロレアート・グリーンセラミック・アストンマーティンこんな腕時計
そこでこのジラール・ペルゴ・ロレアート・グリーンセラミック・アストンマーティンを見てみると、こんな感じで42ミリと38ミリとは同じデザインを持っており、しかしムーブメントは42ミリ(左)の方ではGP03300(パワーリザーブ46時間)、38ミリではGP01800(パワーリザーブ54時間)。
ストラップのコマの中央部にはポリッシュがかけられており、これがいいアクセントとなっているようですね。
文字盤はサンレイ仕上げの(グリーンクロスハッチパターン)ですが、コラボ腕時計の割に「アストンマーティン(AstonMartin)」のロゴが入らないという奇妙な仕様です(たしかにこれまでのジラールペルゴとのコラボモデルにもアストンマーティンのエンブレムやロゴが文字盤に入っていない)。
ただ、コラボ腕時計なので「何もなし」というわけには行かず、スケルトンバックのサファイアクリスタル上にはアストンマーティンのウイングエンブレムがホワイトに再現されます。
ロレアート・グリーンセラミック・アストンマーティンは「こっそりアストンマーティン」を意識
なお、「グリーン」「ウラ面のロゴ」でしかアストンマーティンっぽさが感じられないかといえばそうではなく、アストンマーティンの軽量構造を再現すべく針にはスケルトン加工が施された「バトン型」を採用しており、文字盤のクロスハッチ加工はアストンマーティンが1921~1926 年に使用していた「AM」ロゴを模したもの。※そういった意味では、”知っている人にしかわからない”方法でアストンマーティンらしさを表現しているとも言える
ちなみに左端がその「AM」マークですね。
なお、見てのとおり非常に薄く、38ミリケースでは10.27ミリ、42ミリケースだと11.08ミリ。
角も丸められているので、シャツやジャケットの袖口にひっかかることなく着用できそうです。
近年の腕時計においては「グリーン文字盤」が一つの人気ではあるものの、グリーンのケース、そしてグリーンのストラップというのはけっこう珍しく(ウブロ ビッグ・バン ウニコ サンブルーIIにはオールグリーンがある)、身に付けているとけっこう目立つんじゃないかと思います。
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