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初代(NA)ロードスターへの敬意を込めた「ミアータ・オマージュ」。シンプルかつミニマル、そしてなにより人馬一体感を追求した「ロードスターの原点」

初代(NA)ロードスターへの敬意を込めた「ミアータ・オマージュ」。シンプルかつミニマル、そしてなにより人馬一体感を追求した「ロードスターの原点」

| マツダ・ロードスター、とくに初代NAは世界中に多くのファンを抱えている |

次期ロードスターがどうなるのかは不明ではあるが、現在のコンセプトを貫いてほしいものである

さて、ポーランドのデザイナー、Paweł Dworczyk氏とNYZE STUDIO氏が初代マツダ・ロードスター(NA)の再解釈、「ミアータ・オマージュ」を公開。

このミアータ・オマージュのコンセプトは至極明快で、初代ロードスターのキャラクターをさらに強調するという目的のもとレンダリングが制作されています。

実際に作品を見てみると、NA世代の要素も取り込みつつ、NDっぽい雰囲気、そして未来的な要素も見られ、非常に魅力的なクルマに仕上がっているように思います。

マツダ・ミアータ・オマージュはこんな仕様を持っている

そこでこのミアータ・オマージュにつき、制作にあたって考慮されたのは「俊敏さを実現するための軽量構造」「ドライバーとのエンゲージメントを最大化するためのシンプルでクリーン、ミニマルなデザイン」「ピュアなドライビングエクスペリエンスを実現するためのマニュアル・トランスミッション」「最新のテクノロジーを用いて、初代ロードスターで掲げられた人馬一体感をさらに強調すること」。

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わずかなフロントスクリーンを持つにとどまり、おそらくはトップすら保有しないシンプル構造を採用するものと思われ、マツダが過去に販売した「スピードスター・エボリューション」にちょっと似たような雰囲気でもありますね。

ぼくとしては、実際にこういったスパルタンなロードスターを(車体重量800kgくらいに収めて)発売すればけっこうな人気を呼ぶんじゃないかと考えているのですが、これはぜひ実現してほしいところです。

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話をミアータ・オマージュに戻すと、ホイールにはエアロディスクが装着され、ディスクを取り外すと初代ロードスターを意識したと思われるスポークが現れます。

バルブ位置は蛍光イエローにて示され、そしてラグナットが「4本」というところが見事にそのコンセプトを表している部分かもしれません。

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シートはおそらく「車体固定式」で、ペダルとステアリングコラムが移動することによってドライビングポジションを調整することになるのだと思われます(パーキングブレーキは電動ではなく手動)。

このほうが重心を決定しやすく、なによりも軽量化につながるのかもしれませんね。

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メーターそして操作系も非常にシンプル。

これもやはり軽量性を意識したものだと思われ(エアコン操作系についてもNAロードスターとの共通性が感じられる)、あらゆる観点において、文字通りのミアータ「オマージュ」となっているように思います。

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参照:Behance

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