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マクラーレンが北米にて「GT」1,012台をリコール。「走行中にフロントフードが開いてしまう可能性」があり、2023年5月以前に製造されたモデルが該当

マクラーレン

| ただし現時点ではリコール対策部品が届いていない |

現在生産される(GT含む)マクラーレン各モデルは「問題解決済み」である

さて、米国にてマクラーレンGTがリコール対象に。

対象は1,012台、内容としては「車両走行中にボンネットが開いてしまう可能性がある」というもので、マクラーレンによると、問題はラッチの手動リリースケーブルにあり、過度の張力がかかっている例が見られ、その結果としてプライマリラッチとセカンダリラッチの両方が誤って開く可能性がある、とのこと。

仮に走行中にこれが発生すると、ボンネットがヒンジポイント付近のフロントガラスにぶつかって直立したままになり、ドライバーの視界が著しく制限される可能性がある、と報じられています。

日本だとまだリコールの届け出はなされていないようではあるが

なお、国土交通省が9月に発表したリコールの中にはこのマクラーレンGTは含まれておらず、しかし北米にてNHTSAに登録された内容だと「2019年9月12日から2023年5月19日までに製造された」個体が対象となっていますが、注目すべきは「この日付以降に改訂された設計が導入されたため、それ以降のGTはこの問題の影響を受けず、現在生産されている他のマクラーレンモデルも影響を受けていない」ということ。

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つまりマクラーレンはこの問題を(遅くとも)2023年5月には把握していて、しかし今までなんらかの理由にてリコールを出していなかったということに(実際に問題が起きていなかったり、起こる可能性がゼロだと判断していたのかもしれない)。

参考までに、現時点では対策パーツが用意できていないのか「修理のスケジュール」は確定しておらず、よってこの準備ができ次第、ディーラーそしてマクラーレンGTのオーナーはこのリコール通知を受け取ることになる、と説明されています。※より長いケーブルと、改良されたループケーブルリリース方式を備えた新しいバージョンのボンネットラッチに交換することになる

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