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【30年目の進化】マクラーレンF1に「ようやく」カーボンセラミック・ブレーキが設定、12.1kgの軽量化が可能に

【30年目の進化】マクラーレンF1に「ようやく」カーボンセラミック・ブレーキが設定、12.1kgの軽量化が可能に

Image:McLaren

|ランザンテが贈る究極のカスタムパーツ |

これは全マクラーレンF1オーナーにとって「要注目」パーツである

マクラーレンF1が誕生してから30年。

伝説のスーパーカーを現代のテクノロジーでさらに進化させる「画期的なアップグレード」として「カーボンセラミック・ブレーキ」が発表されることに。

このアップグレードは1995年のル・マン24時間レースでマクラーレンF1 GTRを優勝に導いた伝説的チーム「ランザンテ(Lanzante)」によってリリースされたもので、(意外なことに)ロードカーとしてのF1には「初」のカーボンブレーキとなります。

この記事のポイント(30秒でわかる要約)

  • 待望の市販化: 1990年代当時はレース専用だったカーボンブレーキ技術をついにロードカー向けに最適化
  • 驚異の軽量化: システム全体で12.1kg(約47%)のバネ下重量を削減。ハンドリングと制動力が劇的に向上
  • 純正を尊重: キャリパーやホイールを変更せず、オリジナルに近い外観を維持したままアップグレードが可能
  • ランザンテの系譜: マクラーレンF1を知り尽くしたチームだからこそ実現した信頼のクオリティ
McLaren-F1 (1)

Image:McLaren

なぜ30年もかかったのか?「技術の熟成」を待ったランザンテ

1990年代、マクラーレンF1のレース仕様車「GTR」には既にカーボン製ディスクが採用されていましたが、当時のカーボンブレーキは温まるまで効きが不安定で鳴きも激しく、ロードカー(市販車)での使用には適していなかったという実情も。

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しかしランザンテは、F1 GTRの公道仕様化(LMコンバージョン)や最新ハイパーカー「95-59」の開発を通じて培ったノウハウを投入し、現代の進化したカーボンセラミック技術を用いることで「ついに”マクラーレンF1の性能にふさわしい”、冷間時から強力に効き、日常使いにも耐えうる」F1用カーボンセラミックブレーキキットを完成させたというわけですね。

【比較】オリジナル vs ランザンテ・アップグレード

そこで今回リリースされたブレーキディスクにスペックを見てみると、4枚で12.1kg、なんと47%(およそノーマルの半分)もの軽量化が可能となっています。※純正ローターも2ピース構造を採用しており、かなり軽い部類だとは思われる

バネ下重量の削減は、サスペンションの追従性とハンドリングに決定的な影響を与えることでも知られており、これはマクラーレンF1のオーナーにとっては「見逃せない」オプションパーツだと考えられます。

項目オリジナル (スチール製)ランザンテ (カーボンセラミック)
ブレーキディスク重量合計 25.5 kg合計 13.4 kg
軽量化幅-- 12.1 kg (約47%減)
フロント径13.07 インチ (約332mm)同サイズ (維持)
リア径12.01 インチ (約305mm)同サイズ (維持)
メリットオリジナル重視、維持が安価圧倒的な制動力、ハンドリング向上、フェード防止

ディテールのこだわり:外観を変えない美学

このアップグレードの素晴らしい点は、マクラーレンF1の「オリジナルの佇まい」を壊さないことにあり・・・。

  • ボルトオン設計: ブレンボ製の純正4ピストンキャリパーをそのまま使用できるよう設計されている
  • 専用パッド: カーボンディスクに最適化された専用ブレーキパッドがセットに含まれている
  • ホイール適合: 純正マグネシウムホイールの中に完璧に収まる
McLaren-F1 (2)

Image:McLaren

ランザンテの次なる野望:新型ハイパーカー「95-59」

これまでのランザンテは「レーシングカービルダー」、そしてそのノウハウを活かした「競技用車両の公道コンバージョン」を主な業務としていましたが、現在はいままでの枠を超え、自動車メーカーとしての歩みも進めている最中。

その第一弾として現在開発中の「Lanzante 95-59」は、マクラーレン750Sをベースにしながらもシャシーを大幅に改修し、マクラーレンF1の象徴である「センターシート」の3座レイアウトを採用するというスパルタンなスーパーカーとしても世間を賑わせていますね。

Lanzante-95-59 (4)

Image:Lanzante

  • 最高出力: 850 hp
  • 車重: 1,250 kg (目標)
  • 生産数: 世界限定 59台
  • 価格: 約140万ドル(約2.1億円)〜
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マクラーレンF1を知り尽くした彼らが作る「現代版F1」とも言えるこのマシンには”最新のライティング技術や素材工学”が惜しみなく投入されていますが、もしかすると今後は95-59で得た知見を活かした「アップグレードパーツ」がF1用として続々と発売されることになるのかもしれません。

結論:アイコンは止まらない

マクラーレンF1は今でも「最高出力がすべてではない」ことを証明し続けている唯一無二の存在で、今回のアップグレードは、この歴史的傑作を次の30年も現役で走らせ続けるためのランザンテからのラブレターと言えるかもしれません。

時価数10億円とも言われるマクラーレンF1。

そのオーナーにとって、この「12kgのダイエット」は価格以上の価値があるはずです。

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参照:Lanante(Instagram), McLaren

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