| GoProはソフトウエア的な問題を抱えることも少なくはないが |
さすがに「全く使えない」のは初めてである
さて、注文していたGoPro HEROが(GoPro HERO 13 Blackに続き)到着。
開封しての印象は「(期待通り)かなり小さい」というものですが、現時点でトラブルが生じており、それは「セットアップできない」というもの。
GoProの現行商品はまず届いた後に電源を入れ、言語を選択した後に音声操作のON / OFFを選んだ後にQRコードを読み込んでセットアップを行うという方法を採用しており、しかしこのGoPro HEROについてはセットアップが完了した後もこのQRコードが消えず、まったく操作を受け付けない状態です(本体およびアプリでの電源オフ操作のみ受け付ける)。
そしてアプリで電源をオフにしたのちに(これはアプリ操作を受け付けないのでカメラ本体にて)電源を入れるとまた最初の言語設定から入らねばならず、「堂々巡り」といったところ。
なお、こういったとき、GoPro HERO13 Black(あるいはそれ以前のBlackシリーズ)であればバッテリーを取り出してリセットすることが可能ではあるものの、このGoPro HEROだとバッテリーが「本体埋め込み」式なのでそれもできず、「軽量・コンパクト化」の代償として強制リセットが不可能となっているようですね。
ひとまずGoPro HERO13 Blackと比較してみる
そういったワケで現在まったく使用できず、しかしざっと外観や操作系の確認、そしてHERO13 Blackとの比較を行ってみたいと思いますが、こんな感じで両者のサイズ感は全く異なり、かなりコンパクトであることがわかるかと思います。
レンズのサイズも全く異なりますね。
幅や・・・。
高さ、奥行きも全く異なります。
サイドドアのオープン方法はHERO13 Blackとは異なり、バーを押し下げるとハッチが開く仕組み。
マウントは「フォールディング式」ではあるものの、折りたたんでも(HERO13 Blackのように)本体には格納されず「出っ張る」使用です。
レンズカバーもけっこう「出っ張る」感じ。
なお、フロントの「ヒートシンク」のように見える部分はヒートシンクとしての機能を果たさないようで(金属製ではなく樹脂製である。ただし表面積は増えるので多少の放熱効果はあるのかも)、デザイン的なアクセントにとどまるようですね。
参考までに、GoPro各製品はしばしば「熱暴走」が問題になり、よってこの部分を実際のヒートシンクとしなかったのはちょっとナゾ。
現在「バッテリーが完全に放電するまで」放置している状態ですが、問題が解決しないようであれば進展をUPしたいと思います。
もう一つ参考までに、アプリの設定画面で確認する範囲だと動画撮影時の画角は固定(広角のみ)となっていて、解像度は4K、2.7K、1080の3つの間でしか設定できず、その他多くの機能が簡略化されているため、GoPro HEROは「Blackシリーズの小型版」ではなく「それを補完するカメラ」だと考えたほうが良さそうですね。
-
毎年9月に発売されるのが新型iPhoneと新型GoPro。iPhone 16は購入見送り、しかしGoPro HEROとGoPro HERO 13 Blackを注文してみた
Image:GoPro | 「GoPro HERO」「GoPro HERO 13 Black」とはどう違うのか | ちなみに「GoPro HERO 12 Black」と「GoPro HERO 13 B ...
続きを見る
付属品やボックスについてはGoPro HERO13 Blackと大差はなく、唯一の差は「ステッカーの数(GoProの文字)が4つから2つに減っている」こと。
合わせて読みたい、関連投稿
-
GoPro HERO 13 Blackを買ってみた。「12」からのハードの進化は最小限、しかし設定や撮影のしやすさが飛躍的に向上、「実際に使いやすく素早く撮れる」カメラに
| さらに撮ったあとのスマートフォンへの転送もより簡単かつ高速に、そして編集の自由度も向上 | 使い切れないスペックよりも「実際に使える性能」が重視されている さて、GoPro HERO 13 Bla ...
続きを見る
-
問い合わせの多い「撮影機器」。ボクはクルマ/バイクの走行動画撮影にこんな機器とアクセサリー(マウント)を使用している。カメラはGoProとDJI
| 市販の製品ではなかなか満足できるものが見当たらず、ボクはけっこう「自作」グッズを使用している | やっぱり信頼できるのはGoPro純正アクセサリー さて、Youtubeに走行時の動画をUPした際、 ...
続きを見る
-
イタリア / ドバイ旅行に向け撮影用機器の準備開始。今しかない一瞬を逃さないため、さらには充電や様々な環境を考慮してこういった機材を「旅のお供」としている
| 一瞬しか無い時間と風景を逃すことはできない | 出発する前には実際に「テスト」を行っておく必要がありそうだ さて、なんどかお伝えした通りイタリア(ボローニャ)とドバイの訪問を控えていますが、ここで ...
続きを見る