BMWが「新型M3 CSツーリング」のティーザーキャンペーンを開始。発表前から「究極のファミリーユース可能なスポーツカー」として希少性とともに注目される

全世界的に見て「多用途に供することができるスポーツカー」の需要は非常に高い

現時点で「M3 CSツーリング」はもっともハンドリングが優れるワゴンとなりそうだ

さて、BMWが「M3 CS ツーリング」のティーザーキャンペーンを開始。

現時点ではその詳細について明かされてはいないものの、全世界での生産が2,000台程度に絞られるであろうこと、北米では販売されないであろうことから「非常に飢餓感の強い希少なモデル」になるであろうと見られており、発売前から高い注目を集めています。

もちろんこのM3 CSツーリングは「M3ツーリング」をベースとしたもので、3リッター直6ツインターボを搭載しつつも出力が550馬力程度にまで高められると見られており、「世界最速のファミリーカー」のうちのひとつとなりそうですね。

新型BMW M3 CSツーリングはどんなクルマに？

いまのところ新型M3 CSツーリングのスペックそして外観につき確報はないものの、おおよそM3 CS（セダン）に準ずるクルマだと考えてよく、となるとフロントだと「より強調されたスプリッターとシャープなエアインテークを備えた新しいバンパー、独自デザインのフロントグリル」が与えられる可能性が高く、さらにはジオメトリーの改良によってさらに優れたハンドリング性能を獲得したサスペンション、チタン製の軽量エキゾーストシステムを備えることになるものと思われます。

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同じく「ハイパワーなワゴン」としてはアウディ「RS6アバント」等が存在するものの、「ハンドリング」面においてはM3 CSツーリングが一歩抜きん出ているであろうことは想像に難くなく、よってM3 CSツーリングは（M3ツーリングとともに）ライバルのいないポジションに位置するのかもしれません。

ただ、このM3 CSツーリングがさらに注目を集めているのは（上述のとおり）BMWの最大市場のひとつであるアメリカでは販売がなされないことで、その理由は「アメリカ市場では一般的にワゴンの人気がないから（ワゴンを買うならSUVを選ぶ）」「そのため、まずはM5ツーリングの反応を見る必要があるから」。

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しかしBMW M3 CS ツーリングは、ファミリー向けの実用性と高性能スポーツカーの魅力を融合させた究極の一台でもあり、「北米市場にて導入されない」ことから同市場での飢餓感をさらに強め、高額にて「ショー・アンド・ディスプレイ」名目で輸入される可能性、そしてはやくも「25年ルール」を見越した青田買いがなされる可能性が指摘されていて、「コレクター垂涎の一台」となるのかもしれません。

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参照：BMW